日本の日蓮宗のお坊さんと電話でお話しした。
南無妙法蓮華経、についてとか。
その中で、泥の中に蓮(ダルマ=ブッダの教え)を咲かせる、
と彼が言ったことが頭に残った。
世界は残酷だし、厳しいけれど、そこに立って生きている私たちひとりひとりが
その状況を手にくみとり、行動を定めたり選択し、発動することができるということ。
それができるようになるまで、時間がかかるし(年をとる)
できるようになると、苦しみから離れていくということ。
でも、逃げることではなく。
中道の深み。
中道にはいくつかのレイヤーがあり、
その深みには慈悲が深まるとすんなりと、いけること。
でも、それが難しかったりする。
いま、私の中で、そういう変化が道のりの中でなんとなく見える時期にある。
その変化を確認できたら、見えないが支えてくれるエネルギーに
感謝をしなさい、と彼は言った。
そうすることで、もっと支えられる、ということ。
祈るかたちである合掌は印と同じで、
それをすることで、肉体のエネルギーの動きがかわり、
魂と直結するというか、「祈りやすく」なるらしい。
こういう時期に、色々な縁でつながり、見えない相手と深い会話をするのは
これも縁なのだろう。
ほんとうの感謝はかたちで表せないが、
心に広がるあたたかいエネルギーこそが、とも思う。
そういう渦のなかにいることが、生きることだ。
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