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2009年3月1日日曜日
「彼女の名はサビーヌ」
毎日新聞仙台支局、藤田祐子さんとのインタビュー後、
友人と一緒にアップリンクでやっている映画「彼女の名はサビーヌ」を見る。
フランス人女優サンドリーヌ・ボネールが自閉症の妹を撮ったドキュメンタリー。
自閉症とはなにか、という教育ドキュメンタリーではなく、
愛をもって人間を撮るという行為が集結された美しい作品。
そしてレンズを向けられた対象人物(サビーヌ)がそれを返す。
ただ、ふつうとは違うやり方で。
カメラがトレースする瞬間瞬間の表情や動きを見ていて、
わたしは「愛のかたち、表現」、ということをずっと考えていた。
私たちとそのかたちが違うだけ、と。
だから、決して言語化して翻訳することはできないけれども、
微妙なニュアンスでパニックしてしまうとか、
そのこころの動きが見える気がした。
そのまなざしや、訴える愛の、いたいたしさが
人類の奇跡そのものだと思った。
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