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2009年4月30日木曜日
日本人は差別をするか?
チベット人のTは日本人と結婚し、日本に6年間住んでいたが、最近アメリカに引っ越した。
日本の永住ビザも持ち、仕事をして給料もそこそこに良かった。生活に不自由もなかったという。
でも、問題があったそう。それは、彼には日本人が少し差別をするように見えたという。
また「クレイジーなニュースも多い、社会が封鎖的であるように見えたし、人の視線に耐えられなかった、だから日本を出た」と彼は言ったそうだ。NYを歩いていて、彼は「なんて自由なんだ」と思ったそう。
いわゆる明確な「差別」を日本人がするかと言ったら、違うかもしれない。だけど、在日韓国人が歩んできた歴史のことを思うと、差別は確かにある。日本に住んでいる外国人から、いかに日本に住むのが困難か、という話をよく耳にするのは本当だ。(逆のケースも沢山あるけれど) もちろん、出会う人たちにもよるのだと思うけれど、労働ビザや永住権のとりにくさにもあるし、たぶん島国根性というものが、潜在的にあるのかなあ、と思った。
在日韓国人の問題も、ビザの問題も、日本社会の奥深くに隠れていて、表面上にでてくることはあまりない。ただ、最近のフィリピン人夫妻の強制送還の一件はある意味で、一部の日本人の在日外国人への意識を表層化した出来事だったのではないか。まず、この記事をネットで調べていると、コメント欄にある弁護士に向けた罵詈雑言がある。弁護士に対して異論を唱えることは自由だし、それは多いに尊厳をもって行われるべきだと思うが、ネットでの低次元な罵倒は醜い。
このフィリピン人たちは違法に滞在していたわけだが、きっとそれをも知る沢山の良心的な日本人たちに支えられて生きてきたのだろう。これに関しては沢山の意見があるのだと思うが、私は彼らに特赦を与えて、なんらかの形で一度追放はあっても、また帰れるように、きちんと彼らの勤務先からの申請をとって、就労ビザを与えるなど、家族で日本にいれるようにしてあげるべきだと思った。
アメリカでは1986年に違法滞在者への特赦(アムネスティ)が出て、280万人が永住権を得ることができた。今も、テッド・ケネディ上院議員がサポートする、1,200から2,000万人の違法滞在者を合法化する改革法案が提案されている。ま、この不景気のなか、近い将来、この法案が優先されることはないと思うけれど。
先出のチベット人Tさんの話から、色々な日本社会の問題点を友人たちに語ることになったのと、「在日外国人が見た日本」という視線が、私が最近日本に帰ったときに体験したことと一部つながる部分があったので、ここに書いてみました。
2009年4月26日日曜日
ビクラム・ヨガ
今日は4日目。
毎日やっていると、体が痛いのはあるけれども、自分の精神と肉体がいかにばらばらになっているのかを感じる。
だから、ここのところ4日間、気づくと昼寝をしていたりする。体に良いことをやっていても、こんなに寝ていたらだめじゃん、と思ったけれど、ビクラムの公式ウェブサイトによると、最初の数日間はデトックスのため、昼寝をしたりすることがあるらしい。2ヶ月くらいは毎日やったほうがいいとも書いてあるが?!
私の友人はビクラムをやってもう7年目。彼女もフィルムメイカーで、いままで製作面から精神面までずーっと助け合ってきた。彼女は「ビクラムがなければ私の映画はなかった」というくらいに、ビクラムに執心している。そこから多くのdiciplineを学んだというが、見ていても、それは分かる。会ってからは「むりやり」スタジオに連れて行かれたこともあったが、ヴィンヤサに慣れている私は、ビクラムのとにかく厳しいスタイルをあまり受けつけず、自分のヨガをやっていた。
今日のクラスは部屋がことさらにアツく、センセイもヨークシャテリアみたいに「小さくて無駄にうるさく熱い」ひと。旦那と一緒に来た初ビクラムの女性が顔面蒼白になっていて、これはまずいのでは、と思っていたら、先生は「外にでるな」という。ビクラムはとにかく部屋の中にいることが大切なので、それも分るのだが、段々とそのやりとりがエスカレートしていき、その女性はため息をついたり、顔をしかめたり、旦那に泣き言を言ったり、とにかく全てが目につきはじめ、先生の発言も「奥さんを愛しているのはわかるけれど、あまりしゃべらないで!」とか夫婦周りのことが多くなる。
…気が散る。みんなのエネルギーもなんとなく、「気が散っています、いらいらしています、集中できません」系になってきたところ、この先生は「怒りが諸悪の根源です。ダライ・ラマ(ダリラマと発音した)もそう言っています。そういう無駄なエネルギーはなんの足しにもなりません」とか言う。… こういうのって、普通のヨガクラスでいうのは分るけれど、ビクラムでいわれるとむっとするだけでは、と思うのは私だけ?
結局この初ビクラムの彼女は一度部屋を出て、戻って来たが、座ってやる床の上のシークエンスは全てやっていて偉かった。
最後のシャバサナはなるだけ長くやりたい、というかそういう気分になるのだが、今日はノックアウトされ、とにかく外に出たかったので出る。私が前に行ったビクラムのスタジオではドアを開けたり、窓を開けたりしてくれるのだけれど、ここはそれをやってくれないんだよね。更衣室に行くと、「成し遂げました」の雰囲気がより濃かった。冷水シャワーは素敵。
32度もあった夏の陽気以上の日差しを体が痛くてふらふらしながら、でも気分は爽快に歩き、帰って昼寝した。
2009年4月24日金曜日
お仕置きとご褒美
あまりにも体がなまり、不純物がたまりにたまっている感じがしていたのに、数ヶ月そのままでいたのだ。
前はうちのアパートの近くにあるビンヤーサのヨガクラスでらくらーくやっていたのだけれど、それも続いたり続かなかったり。
これじゃあ、いかん、と、昨日は朝10時からのコースに。
室温40度湿度55%の環境では、慣れないポーズもやれば、立ちくらみもある。で、ポーズよりも、この立ちくらみが一番つらい。初心者だからだと思うけれど。
鏡を見ていると自分の顔がなんだか「物体」となり、意識がすーっとなくなりそうな瞬間がきたりする。それをマットの上で必死に現実と自分の呼吸につなぎとめる。
数年前にやったときは、なんとかポーズとかにも意識をもっていけた気がしたけれど、今回はあまりにも久しぶりすぎて、とにかく倒れないことに必死になった。そういうことに必死になっていると、なんでわざわざこんなつらいことをしているのか、とか今こんなに私がつらいときに、外を笑いながら闊歩してる人たちがいる、とかよけいなことを思うのだけれど(笑)、それはあかん。
でも、終わったときはあまりにも気持ちがよくて、「俺のつけにしておけ!」とか言いたくなる。風を切って歩くと、ひとり到達感に微笑んでいたりする。それがビクラムの麻薬らしい。
というわけで、今日もまた行ってきます!
2009年4月22日水曜日
日本の社会を禅僧が問う
(私も出していただいた)CS朝日「ニュースの深層」の2006年のプログラムで恐山の禅僧が出演しているものです。この番組すごいですねー。というか、今まで見たことがなかったので、今回いくつかのYoutubeでのビデオを見てびっくりしてしまった。
このビデオに出ている、南直哉師というのはすごい売れ筋本を沢山出している茂木さんなんかとも対談をしている禅僧でいらっしゃるようですが、私は今まで知らない人だった。
「仏教は生きる手段である」とか、「生きる決意がない限り禅は生まれない」とか、私も共感できることをおっしゃっている以上に、その禅問答並みの分析力が冴えに冴えていて素晴らしいと思った。
南師のブログ発見!
2009年4月19日日曜日
日系米国人女性ジャーナリストイラクでスパイ罪に問われ禁固刑決定
彼女はもともとBBCやNPRの現地コレスポンダントをしていたらしい。1月に逮捕され、そのときはアルコールを購入した罪に問われていたが、そのあと、公式の記者証を持たぬまま活動をしていた罪に問われ、10日間で「米国のスパイとして機密情報を流した」罪にすり代わった。今週の"secret one-day trial"(BBCによると)の後に8年の禁固刑に問われたという。
父親は、「スパイだといえば、釈放する」とイラン当局側に言われ、彼女がそれに騙されてしまったのではないか、と言っている。
せっかくオバマがイランとの関係を緩和しようと努力していたのに、今回のニュースは痛い。BBCによると、マフムード・アフマディネジャド大統領は異例のコメントを出し、このジャーナリストと他に捕まっているカナダ人ブロガーが自身を正当に弁護する権利をちゃんと持てるように、裁判のプロセスをちゃんとチェックせよ、との公式声明を検察側に出した。イラン政府内のアメリカとの関係緩和に反対する強硬派がこの事件をハイジャックしたのではないか、とBBCテヘランの記者は憶測している。
産経ニュースから以下抜粋
「深く失望」米政府 日系米国人ジャーナリスト禁固刑判決
【ワシントン=有元隆志】米政府は18日、イランで日系米国人女性ジャーナリストがスパイ罪で禁固8年の判決を受けたことについて、「深く失望している」(クリントン国務長官)とイラン側の対応を批判した。イランとの対話を模索しているオバマ政権は冷水を浴びせられた格好で、関係改善の障害になる可能性がある。米政府はイラン側に女性の早期解放を求めていく方針だ。
イラン革命裁判所で判決を受けたのはロクサナ・サベリさん(31)。父親がイラン、母親が日本出身で、イランと米国の二重国籍を持っている。6年前から米公共ラジオ(NPR)や英BBC放送で働いていたが、1月末にイラン当局に拘束された。
イラン当局は当初サベリさんの記者証が失効していたと主張、後に「スパイ行為を働いた」として起訴した。イラン側はサベリさんが機密情報を米情報機関に流したとしているが、「容疑」の具体的な内容は明らかにしていない。
イランに滞在中の父親のレーザさんがNPRに語ったところでは、サベリさんは15日に判決を受けた。出廷したのは判決の2日前の1日だけだったという。裁判所が担当弁護士に判決の結果を伝えたのは18日になってからだった。担当弁護士は控訴するとしている。
レーザさんによると、サベリさんは1997年にミス・ノースダコタに選ばれた。イラン文化に関わる本の執筆を進めており、年内には米国に戻る予定だった。レーザさんは「非常に心を痛めている」と娘の無実を訴えている…
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これに関するNYタイムスのニュースはこちら
これに関するBBCのニュースはこちら
ジャッキー・チェンよ…
幼少のころは、彼の映画を観たものだけれど… 彼は自分の身が相当にかわいい人なのだろう。
私は、彼の映画はもう絶対に観ない。
朝日新聞から 以下転載
【広州=小林哲】中国海南省で19日まで開かれていたアジア政財界の要人らによる国際フォーラムで、香港出身の映画スター、ジャッキー・チェンさん (55)が、「中国人には管理が必要だ」などと発言。社会秩序の維持のために自由を制限すべきだととれる内容だったことから、香港などで反発が広がってい る。
香港紙明報によると、討論会に出席したジャッキーさんは、文化活動の自由について記者に問われ、「自由過ぎると今の香港や台湾のように、とても乱れる」と指摘。「やはり中国人は管理されるべきだと思うようになった」などと述べた。
会場からは笑い声や拍手がわいたという。だが、インターネットなどでは「香港の恥だ」「発言は自由だが、自らの無知をさらしただけ」などと批判が噴き出している。
ジャッキーさんは、台湾独立の立場を取った陳水扁前総統が再選された04年の台湾総統選の際も、「世界最大のジョークだ」などと大陸寄りの発言をして物議を醸したことがある。
シネマぴあの満足度ランキング/Tendor のトークイベント
初日にぴあの人が来て、色々調査をして行ってくださいましたが(全部の公開映画にやるらしい)、雪の下の炎は4位になりました。
3位内に入りたかったね。ま、しょうがない。レッドクリフに負けたよ。
0、4点差でした。
パルデンさんに手紙を書こうキャンペーン実施中です。
送られた手紙はこのように掲載され、あとで翻訳してパルデンさんに渡すことになっています。
また、劇場に足を運んで頂ければ、チベットの政治囚の方たちが牢獄でデザインしたというランゼン・ブレスレットを先着500名の方にプレゼント中です!
パルデンさんのストーリーが全国の人々にひろがっていくよう、みなさま、ご協力をお願いします!!
実は、、、前売り予約券が伸び悩んでいます…
映画に足を運んでくださる方は、その場で購入される方が多いようですが、ぜひこちらからお買い求めください!
あと、5月10日の18:30の回後に友人でNYのSFT本部に務めている、Tenzin Dorjeeさん(こと、テンダー)がトークショーをします。
是非ともいらしてください! SFTは非暴力のプロテストをダイレクトに行っている団体で、彼は実際に2007年にエベレストでフリーチベットの横断幕をたらし、当局に2日半も勾留されています。その話も聞けるかもしれませんね!
彼についての詳細はこちら!
よろしくお願いします。
今日は、NY、少し肌寒いあるね。
2009年4月18日土曜日
回復の兆し
というか、今回の日本はあらゆる意味で濃すぎて、寝る前くらいは映画以外のことを考えようと、父が本当は自分が読むために買って来たこの本を毎晩朝4時くらいまで読みふけり、寝不足になったのよ。おかげで本当に日々寝不足で疲れたけれど。
ちなみに大沢在昌という作家の名前は知っていたけれど、始めて読んだ。それに推理小説なんて久々よ。最初は女性キャラの描写があまりにも男性目線なので、どうかと思ったけれど、日本在住の中国人スパイや日本の公安の話が絡み合っていて、面白かった。父は上巻のみを買って来ていたのだけれど、どうしても続きが気になったので、私が下巻を買って来てそれも読み終わった。
実はもうNYに帰ってきました。
家は落ち着きます。いま、地下鉄に乗ったけれど、この抜けた感じ、色々いる感じがいい。家族や友達のいる東京もいいが、柄にもなく外交が多かったのでやはり神経がもたず、最後の方はNYの友達に電話して、泣きついたこともあり。
最近まで東京また帰れるかな、と思ったけれど、今回の滞在でなんとなく温度差が大きくなり「まだ帰れない」と思った。
その理由はまだ、言葉にできないので、今度。
今週末は日本から買って来た色々な本を読みたい。外は天気がいいけれどね。
というわけで、今日はさくっと。
2009年4月12日日曜日
日本公開! チベット・雪の下の炎キャンペーン情報
朝から沢山の方にいらしていただいた!!
観客数は思っていた以上で、朝の回以外は満員御礼だった。
すばらしい、ありがたい! 日本で今回の映画公開に関わってもらった全ての人たちが考えれないほど、働いて今日に至った。
関係者各位のかた、本当にありがとうございました!
今まで沢山スクリーニングをしてきたので、日本で映画を見せることに対して特に問題はなかったのだけれど、日本で見せることは何かが違う。私がここで生まれたから!
言葉にしてみる。
私はこの国に生まれて、この国の言葉をしゃべり、この国への疑問を持ち、この国を出てNYに行き、そっちの国への疑問も持ちながら、かかえきれない経験をし、そのなかでこの映画を作り、また出て行った国に戻り、作った映画を見せている。ものすごーく端的にいえば。
今回、上映に際し、沢山のひとに出会っている。特にインタビューでは、エネルギーをその人にアジャストし、映像で伝えたことをさらに日本語で語るのは時に優しく、時に難しかったりする。で、1回目の上映後のQ&Aは私的にこの少ない歴史上に残る、困難なものでもあったんだよね。その場にいた人しかわからないけれど。もっと、ちゃんと呼吸法とか、修行をしておけばよかった(笑)
それは何かは言わないが、まあ、答えるのに難しい質問(要求?)をされたわけで。
映画をつくる、とか、ものをつくるとかいうのはむき出しになることだと思う。だから、作り手は「裸」の状態にある。そこに色々な人が色々な感想、質問を持ち、気持ちをぶつけてくる。そこで、特に日本語で語られた「ことば」は重くなったりもする。その記号が手にとるように肉体で処理されるから、その人のバックグラウンドや心のもちようが、リアルに見えてくる。それが自分とどんなに違うものであっても、「ことば」で説明しなくてはならない。やったことに責任をもつということ。
…だが、その脳みそを65%くらいの割合でしめるその疑問をウィットにかえる。かえてみようと思う!
どうやってかは分からないから、思考を一度保留して、NYに帰ってから思い出して、また考えついたら書いてみることにする。
さて!
さて!
(2回くらい「さて!」をいれないと、心が切り替わらないような気がするので)
前に書いていた映画に関するウェブ上のキャンペーンがとうとう始まりました。
キャンペーン名は、「パルデンさんに手紙を書こう! チベット・雪の下の炎キャンペーン」。
映画でパルデンさんのストーリーをより多くの方にひろめよう!ということで、前売り予約券のカウンターのついたブログパーツを皆さんのブログに置いていただき、見ていただいた方たちからパルデンへのお手紙を募集する内容です。
くわしくはこちらをどうぞ!
(ウェブサイトのデザインをしてくださったハッシーさんのディレクションのもと、フィレンツェ在住の日本人女性の手による心温まるイラスト、そしてフラッシュを駆使してたくさーーーんの方々の協力によって完成したブログパーツはリンク先のサイトにあります)
皆様のご協力、どうか、よろしくお願い致します!!
そして、協力してくださった、龍村ゆかりさん、橋本さん、小久保さん、本当に本当にありがとうございました!!
2009年4月10日金曜日
いよいよ
毎日インタビューなどプロモーション、打ち合わせなどをがっちりしていますよーーー!!!
明日は3回とも舞台挨拶をさせて頂きまーす。
夜はトークイベントもあり。下のカフェではチベット料理も楽しんで頂けますよ!
あと、被告に対し満足な弁護人を与えられないまま、不公平な裁判をされ執行猶予2年つきの死刑勧告されたLobsang GyaltsenとLoyakさんへの署名運動も会場で行う予定です。
今日は頭がこわれそうに疲れたのでねます。
2009年4月8日水曜日
インタビューだ!
本当によく働き、緻密に仕事をするよく出来る女性です。
朝の渋谷FMからはじまり、新聞、雑誌、そしてFM東京。
しゃべりモード全開で、最後は抜け殻になった。時差のせいだろう。
いよいよ公開が金曜日に。
ネットでも、パルデンさんに手紙を書こうキャンペーンをしようと、新しいウェブサイト+ブログパーツを、素晴らしいプロたちにずーっとお手伝いをしていただいていた件でほとんど最終的な打ち合わせも。明日くらいにとうとう公開かも。
乞うご期待です。
今日も一日、がんばろうか!
2009年4月7日火曜日
ニュースの深層続報
あの、ちなみにニュースの深層はBSではなくてCSでした。
実家のテレビで皆で見ようといそいそしていたら、8時になったら「ニュージーランド物語」になったので騒然としていた。宮崎の従兄弟から電話があり、「やっぱ、ニュージーランドうつってる?」ってことで、BSじゃなくてCSらしい、ということが分かった。だって、BS朝日ってあるじゃん。CS朝日と違うのなんて知らないし。
スカパーで見れるらしいが、その中にも色々な契約内容があるらしく、うちにあるスカパーをいじっていたら、「滴るどうとか」や「巨乳人妻なんとか」っていうエロ映画がたくさーん出て来て、「まちがっても『決定』を押すな!」と大爆笑の渦に。
その間、宮崎の従兄弟は650円で朝日スーパーなんとやらと契約できる!ということが分かり、契約をしてくれ、それをスカイプでうつしてうちの茶の間から皆で見よう(!)ということになったが、結局契約後にテレビに写るのは時間がかかることが分かり、結局スカイプで従兄弟の猫の美しい顔を見たり、お風呂を見せてもらったり、話題がずれることしきり。
…結局、見れなかったんだよね。
今日も夜中まで再放送するらしいけれど、録画をもらうことになりました。
ちゃんちゃん!
業務連絡: ヒデキ、ミキちゃんありがとう!
今日のBS朝日「ニュースの深層」
桜あふれる、日本に帰りました!
日差しがとっても素敵。20度を体感する。
突然ですが今日のBS朝日午後8時からの「ニュースの深層」で重信メイさんとの対談が放映されるみたいです。
よかったら「お目汚し」に。
なんか、いっつも再放送しているらしい番組なので、今日なのかは不明だけれども、今日らしいです。
2009年4月3日金曜日
去年、エベレストでプロテストしたテンダーが日本に! 学生のみなさんへ、講演会の呼びかけです!

そのテンダーさんが1週間ほど、5月に日本へ来日するそうです!!
チベットに興味がある人、そして興味があるけれど、なぜ日本人の自分がチ ベットをサポートすべきかのか、決めかねている人、将来亡命チベットサポートの中心人物になる(もうなっている?)テンダーをあなたの大学のサークル、ク ラス、そしてゼミ、などに招待して話をする会をしてみませんか?
絶対に意義のある時間になることは、私が保証します!
英語が、、、などと心配しなくても、SFTJが時間を見て都合が合えば、通訳などもつけてくれるようです。まずは、気軽にSFTJにメールを出してみてください。カフェテリアでの懇親会みたいな感じでも大丈夫でしょう。
ちょっと、彼のことを少し書きます。
去年のエベレストでのプロテストの様子はYoutubeでもすぐに発表されて、多くのメディアがレポートをしたのだけれど、私たちは彼がすぐその後捕まったのを知って、とても心配していました。
私たちは、気さくで、笑顔の絶えないテンダーを知っていたから、いったいどういう目に会っているのかと思って。
実は、彼がチベットに行くのはごく限られた人しか知らなかった。お母さんだって、知らなかった。だからお母さんは彼がチベットに行って捕まったということが分かったとき、夜も眠れず、食事ものども通らず、とにかく心配していたと言います。
彼がNYに着いて空港に、お母さんやサポーターの皆で迎えにいったのだけれども、お母さんは心配だったし、でも嬉しいし、誇らしいしで、ずーっと涙を流していました。
私が、本当に彼がスゴいと思ったのは、帰って来たときの話を聞いたとき。彼と4人の仲間はエベレストですぐに捕まって、他のラドンなどのSFTのメンバーはネパールで米国大使館と密に連絡をとりあっていた。彼らが釈放されて、ネパールに送還されたとき、初めて一体どんなことをされていたのかを聞いたという。
拘束されてからしばらくの間は、プロテストをして一緒に捕まった人から、状況を知らせる携帯メッセージが届いていた。でも、しばらくして、それも途切れる。それからは、睡眠をさせずに、とにかく尋問され続けたという。車で国境まで連れて行かれ、ネパールに入り、カトマンドゥに着いてからも、しばらくショック状態にあったメンバーの中でテンダーだけ元気で、いつもと全く同じだったという。

学生のみなさん、平和への道を考えているなら、本当に実行している人に会ってインスピレーションを受けるのは素晴らしいことだと思います。素顔は「活動家」というよりも、音楽と芸術が好きで、本当にハートの大きい「いいやつ」です。
以下がSFTJからの告知です。くわしくはSFTJのウェブサイトで!
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5月7日〜13日のSFT本部テンジン・ドルジェさん来日に合わせ、SFT Japanでは学生のみなさんとの連携を企画しています。ブラウン大学在学中から草の根チベットサポーターとして活躍されていたテンドルさんの話を聞く会 を、あなたの大学やサークルで開いてみませんか?
ご希望の方は sftjapan2008[atmark]gmail.com までお知らせください。締め切りは4月13日(月)。場所は関東に限らせていただきます。また日程調整の関係上、ご希望に沿えないことがありますのでご了承ください。
2009年4月2日木曜日
revisiting past + G20 と チベット
今回、日本にもっていくことになる素材など。
忙しいかも。
沢山のチベット・グループの働きかけもあり、オバマ大統領は(なんていい響きだ!)胡錦濤との会談の際にチベット問題をちゃーんと協議したそうです。(ホワイトハウス広報のオフィシャルレポートはこちら)
「チベットは中国の一部」というアメリカの見解を述べた上で、チベットの人権問題に対する憂慮を発言し、ダライ・ラマ法王の代表団との話し合いに発展が見られるよう、希望を述べたそうです。
ただ、中国の返答は明かされていません。
一方、サルコジは、去年法王と会ってから、中国側にフランスが主催したEU会議をボイコットされてことを受け、相当根回しして、中国側を喜ばせるようなことを言って関係を取り繕い(私なりの読み方)、胡錦濤との対談に持っていった、ということがNYタイムスに出ていました。そして、和解したらしい。
以下抜粋翻訳
水曜日に両国の外相が稀な共同声明を発表し、「フランスはチベット問題の重要性とその繊細さを理解している」そして「チベットは中国から分離できない領土であること」やフランスはいかなるチベットの独立性の訴えを許さず、両国とも「お互いの問題には干渉しないという原則」に忠実であることを改めて明言した。
ーー
経済>人権
だということだ。
2009年4月1日水曜日
SFTインド支部3位に!
ご協力してくださった方も、今回は出来なかった方も、ありがとうございました!
Facebookのポストを見たところ、3位に入賞し、全部で
$16,452
の寄付が集まったそうです!やったね! インド支部の1年分の運営資金10,000ドルも獲得し、あとの$6、452はSFT本部の運営資金にまわされるそうです。
一石二鳥だ!
日本にもSFTの支部があります。是非とも彼らの集会に参加してみてください。
前にも書いたとおり、今度SFTNY本部のDeputy DirectorのTendorが日本に5月にやってきます!
SFTの非暴力で行うフリー・チベット活動は本当に斬新でいて、効果的。
オフィスの人も皆とてもフレンドリーで、面白く、活動家だからって「政治一色」のコワいかんじは全くありません。更に彼らの最新テクノロジーを駆使したアクションやプロモーションは映画作りをしている私も勉強させてもらっています。
今度の彼の来日できっと中身の濃いアクション・ワークショップを開いてくれるはず。参加をして、ぜひともTendorの素晴らしい人柄に触れてみてください!彼もとても楽しみにしているようです!