いよいよ、昨日は公開日。
朝から沢山の方にいらしていただいた!!
観客数は思っていた以上で、朝の回以外は満員御礼だった。
すばらしい、ありがたい! 日本で今回の映画公開に関わってもらった全ての人たちが考えれないほど、働いて今日に至った。
関係者各位のかた、本当にありがとうございました!
今まで沢山スクリーニングをしてきたので、日本で映画を見せることに対して特に問題はなかったのだけれど、日本で見せることは何かが違う。私がここで生まれたから!
言葉にしてみる。
私はこの国に生まれて、この国の言葉をしゃべり、この国への疑問を持ち、この国を出てNYに行き、そっちの国への疑問も持ちながら、かかえきれない経験をし、そのなかでこの映画を作り、また出て行った国に戻り、作った映画を見せている。ものすごーく端的にいえば。
今回、上映に際し、沢山のひとに出会っている。特にインタビューでは、エネルギーをその人にアジャストし、映像で伝えたことをさらに日本語で語るのは時に優しく、時に難しかったりする。で、1回目の上映後のQ&Aは私的にこの少ない歴史上に残る、困難なものでもあったんだよね。その場にいた人しかわからないけれど。もっと、ちゃんと呼吸法とか、修行をしておけばよかった(笑)
それは何かは言わないが、まあ、答えるのに難しい質問(要求?)をされたわけで。
映画をつくる、とか、ものをつくるとかいうのはむき出しになることだと思う。だから、作り手は「裸」の状態にある。そこに色々な人が色々な感想、質問を持ち、気持ちをぶつけてくる。そこで、特に日本語で語られた「ことば」は重くなったりもする。その記号が手にとるように肉体で処理されるから、その人のバックグラウンドや心のもちようが、リアルに見えてくる。それが自分とどんなに違うものであっても、「ことば」で説明しなくてはならない。やったことに責任をもつということ。
…だが、その脳みそを65%くらいの割合でしめるその疑問をウィットにかえる。かえてみようと思う!
どうやってかは分からないから、思考を一度保留して、NYに帰ってから思い出して、また考えついたら書いてみることにする。
さて!
さて!
(2回くらい「さて!」をいれないと、心が切り替わらないような気がするので)
前に書いていた映画に関するウェブ上のキャンペーンがとうとう始まりました。
キャンペーン名は、「パルデンさんに手紙を書こう! チベット・雪の下の炎キャンペーン」。
映画でパルデンさんのストーリーをより多くの方にひろめよう!ということで、前売り予約券のカウンターのついたブログパーツを皆さんのブログに置いていただき、見ていただいた方たちからパルデンへのお手紙を募集する内容です。
くわしくはこちらをどうぞ!
(ウェブサイトのデザインをしてくださったハッシーさんのディレクションのもと、フィレンツェ在住の日本人女性の手による心温まるイラスト、そしてフラッシュを駆使してたくさーーーんの方々の協力によって完成したブログパーツはリンク先のサイトにあります)
皆様のご協力、どうか、よろしくお願い致します!!
そして、協力してくださった、龍村ゆかりさん、橋本さん、小久保さん、本当に本当にありがとうございました!!
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2009年4月12日日曜日
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