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    「雪の下の炎」 DVD発売中!!

    「雪の下の炎」 DVD発売中!!
    (上の映像をクリックしてください)

    2010年4月19日月曜日

    NYタイムズ:地震のあと、チベット人たちは中国の救援活動を信頼せず

    以下訳:

    NYタイムズ:地震のあと、チベット人たちは中国の救援活動を信頼せず

    Jieguu、中国ー仏教僧たちは職業訓練学校のごつごつとした残骸の上に立ち、コンクリートの破片をつるはしと素手で動かそうとしていた。とつぜん、叫び声がした。がれきから、明らかに命をなくした「腕」がのぞいていた。

    僧侶たちが彼らの仕事を終わらせる前に、それまでは校庭で休んでいた中国人の兵士グループが突然動き出した。彼らは兵隊帽をかぶると、僧侶たちをどかし、彼らの一団のカメラが回っている前で、素早く少女の遺体をとりあげた。僧侶たちは、彼らの憤りをおさえ、後ろに立ち、死者へのチベット語のお経を唱えていた。

    “「私たちが仕事をしているときには、カメラは回っていないのです」四川省のラマ僧院から、地震のことを聞いてすぐにやって来た200人の僧侶のうちの1人のGa Tsaiが言った。

    「僕たちは人命を救助したい。しかし、彼らは、この悲劇が政治宣伝の機会だととらえているのです」

    水曜日の早朝、1400人の命を奪った、致死的な地震がチベット人が多くをしめるこの街を襲った後、中国の指導部はこの地震を二重の緊急事態としてとらえた。青海州の人里離れた、海抜3マイルの人道的危機、そして、反対意見を持つ、手に負えないチベット人たちに、共産党が「ふた」をしておけるかという新しいテストだ。

    胡大統領は、ブラジルへの訪問を短く切り、救援援助の指導のため、母国にもどり、温首相は、計画されたインドネシアへの旅行をキャンセルし、現場におもむき、中国の漢族はチベット人たちを助けるために何でもすることを、約束した。

    中国国営メディアは食料やテントを受け取り、喜ぶチベット人や、高山病と対峙しながらも探索と救援のスペシャリストたちが、存命者を探している話を大々的に報じた。

    救援活動は、確かに見事だった。数千人の兵士とトラックに沢山積まれた食料がJieguの道にあふれた土曜日、土をどかす重機がダウンタウンの倒れた建物をとりのぞきはじめた。600人以上の重体患者が500マイル離れた首都の病院へ運ばれた。最近では、民政部のロゴのついた青いテントが町中に拡げられている。

    しかし、政府の寛大さや民族間の統一の表に出ているサインと違い、この地震は北京側と、多くが漢民族が主流の国の中での、自治体制と文化的アイデンティティーを保つのに苦心し続けるチベット人の間に残る根強いテンションをさらした…

    1959年から中国に足を踏み入れていないチベットのリーダーのダライ・ラマは、災害が起こった地域を訪問したいという公式のリクエストを表明したが、これはおそらく却下されるだろう。

    水曜日の早朝に地震が起きて以来、数千人の僧侶がこの街を訪れ、何人かは、3つの州から連なり、隣あわせのチベット人居住区の端々から2日間かけて運転して来た。

    倒れた建物から、人々を引きづりだし、救援した最初の人々はこのバーガンディー色の袈裟を羽織った僧侶たちなのだ。

    「彼らは私たちにとって全てです」57歳のOh Zhu Tsai Jiaは、若い僧侶のグループが彼の妻の遺体に祈りを捧げられるよう、車のトランクを開けながら言った。

    土曜日の朝、この僧侶たちは街の僧院から1,400の遺体を、街を見渡せるホコリっぽい高台に運んだ。

    そこには、2つの長い回収された木で埋もれた溝があり、そこに遺体を投げ込み、火葬にする火を焚き上げた。

    その火が一日中燃え続ける中、声高々に、そして静かに赤い珊瑚とターコイズの数珠を数える僧侶たちのそばに、数百人の会葬者たちが黙って、座っていた。

    警察と漢族の役人たちの不在が目立つ。

    僧院の指導者たちは、不満の声を上げないように気をつけながらも、地元政府の役人が誰一人としてこの死者の数を勘定に含めなかったことを言った。それでも、多くの若い僧侶たちは、不満を抑えきれない様子だ。

    第3小学校では、僧侶たちは50人の学生をつぶれた教室から引き出したが、役人が彼らに何人が亡くなったかを訪ねた時、警察がその数を半分に縮めたと言う。「彼らはこの地震がいかに悲惨なものかを世界に伝えるのを恐れれているのだと思う」と23歳のGen Ga Ja Baは言う。

    最も良く出てくる不満のひとつは、しかしながら、公式救援活動のフォーカスが街の大きな建造物にあり、いくつかの例外をのぞいて、土レンガでできた数百の家は無視されたと言う。他は、確認はできないが、警察と死者の勘定についての小競り合いがあったと言った。

    感情を刺激するような批判としては、僧侶たちが地震の起こった後の最初の数日間、集まって救援活動をしようとしたところ、兵隊たちが邪魔をしたということだ。

    僧侶のTsairenは、彼と他の僧侶たちが、最初の夜に、崩れ落ちたホテルで兵隊たちと小競り合いをしたことをしゃべった。「どうして彼らは私たちに助けさせてくれないのか聞くと、彼らは我々を無視した」とTsairenは言った…

    その後、彼と100人が職業訓練学校に行くと、崩れ落ちた寮の瓦礫の中から少女の声が聞こえた。

    彼らは、兵隊がその瓦礫にいくのを邪魔し、僧侶たちの僧院のリーダーのGa Tsaiが彼らが「州のチーフ」と呼ぶ男と小競り合いをしたと言う。

    「彼は私の袈裟をつかみ、道から引っ張って外に出した」とGa Tsaiは言った。

    夜になり、兵士たちがその場を去ると、僧侶たちは活動に戻り、数十以上の遺体を取り出した。

    もしこれが誇張であったとしても、このような話は、政府による、チベット人たちの心を勝ち取ろうとする努力に反して作用するだけだ。

    最近では、政府は、中国語では玉樹といわれるJieguを立て直すことを誓約し、どのような出費も問わないことを約束した。多くのチベット人たちが救援活動に感謝し、役人たちが気遣いを噴出させるなか、その他は感謝の意を表すどころではない。

    土曜日に掘削機やブルドーザーが、職業訓練学校の寮の残骸をふるいにかける中、16歳の学生はGong Jin Ba Jiそれを見ていた。

    一日前、不注意にもこれらの重機がクラスメートの遺体をばらばらに切り裂いたという。彼女は、お姉さんの遺体を救出してもらおうと、まだ待っている。

    「もっと気をつけて彼らが活動してくれるといいのだけれど」彼女はぼんやりと言う。「もしかすると、彼らにとっては、私たちがチベット人だから、どうでもいいのかもしれないわ」

    2010年4月16日金曜日

    地震のあった地域からダライ・ラマ法王の来訪を求める手紙

    SFT HQ Website:

    Requesting His Holiness the Dalai Lama’s visit to the Quake Area:

    地震のあった地域からダライ・ラマ法王の来訪を求める手紙

    (Boxun Beijing Time: 2010 April 16 より)

    胡大統領、温首相 様

    お二人の健康を祈ります。自然災害が起きて、直ぐに行われた、貴方の政府による兵士たちや、社会の中の異なる地域からの全方面への緊急救済援助の努力に感謝します。

    しかしながら、我々は仏陀の教えを強く信じる、信仰深いコミュニティーです。今日、私たちは、肉体的、精神的な激しい苦痛に苦しんでおり、法王に地震が起こった地域に訪問して頂き、亡くなった魂に祈りをささげ、また、傷ついた心を慰安して頂く必要があるのです。今日、私たちは胡大統領と温首相にぜひお願いしたいのです。どうか、慈悲の心を持ち、地震の被害者たちの望みを叶えてください。私たち1万を超える、地震の犠牲者たちは、あなたの政府がダライ・ラマ法王との政治的摩擦を一時的に横において、私たちの申し出を考慮してくださるよう、心から哀願します。

    我々は、今回ダライ・ラマ法王を招待することにおいて、亡くなった魂と、この災害の生存者たちにお祈りをしていただくという宗教的な志以外のことは考えていません。

    この苦しめる時に、法王が訪れられて、お祈りや、お悔やみを直接述べられることだけが、私たちの傷ついた心を慰めることなるのです。

    英語訳の協力: www.boxun.com) チベット語の手紙 at: http://www.tibettimes.net/news.php?id=2557

    ダライ・ラマもこの地域を訪れたいという意志を述べられている: http://tibet.net/en/index.php#

    「ダライ・ラマ法王はチベットの地震の被害にあった地域にいるチベット人たちのことを深く心配しており、この地域を訪れる希望と意志を表しておられる、とチベット亡命政府の首相のサムドン・リンポチェは、ダラムサラの僧院での本の発表会の際に言った。...し、外的な状況が好意的であれば、この地域を可能な限りすぐに訪れるという、法王の願望は難しいものではない。」

    本当に、そのとおりだと思う。彼らがこのとてもむごい状況を生き抜くためにも!

    どうか、この心揺り動かさせる手紙を広めて、ムーブメントに参加してください!

    2010年4月14日水曜日

    DVD発売しました!


    とうとう世界でひと足先に、日本でDVDを発売しましたーーー。

    これも皆様のご支援のおかげです! ありがとうございます!

    長かった、この一年!
    DVD配給権利を手元に残すため、あきらめるべきものは諦め、今に至ります。
    中国語字幕をつけたり、豪華な!特典映像のメイキングを作ったり、チベットを知らない人にも手にとって頂けるようにデザインを変えてみたり、努力致しました!ジャケットデザインは、雑誌「クウネル」でおなじみの、女子の心をわしづかみにする料理本などをデザインされている天才、有山達也さんにやっていただけたのですー。

    メイキングは本当は自分で編集するつもりはなかったのだけれど、本編の編集をしてくれたミリツァのお母様が亡くなられてNYにいなかったため、私がやることに。
    ここにひとつ、エピソードが。

    ミリツァは、セルビア出身で、今回のプロジェクトで初めてチベットに触れたわけだけれど、仏教に特に関心が深いタイプではない。編集しようとした矢先にお母さんの具合が悪化し、彼女はセルビアに帰ることになった。私は彼女を見送る時に「チベット死者の書」のDVDを渡そうとしたのだけれど、なんとなく気がひけて、それができなかった。でも、後からスカイプで話をして、ミリツァは「チベット死者の書」を読みはじめていて、お母さんにも読んであげていて、すごく精神的に助けられている、と言うので、実は「DVDを渡したかった」と言うと、「渡してくれれば良かったのに!」と言う。
    セルビアに行く他の友人に頼んで、DVDを届けてもらい、お母さんもそれを見て、すごく心が安らかになったという。

    彼女の2週間の滞在がどんどん伸びていき、あるとき、お母さんの病気が治るお祈りをチベット僧にしてもらおう、と思いつき、知り合いに頼み、NYの私の家にチベット僧に来て頂いた。スカイプで中継して、立ち上がる力ももうなくなって、ベッドに寝たままのお母さんにも見せてあげたいと、ミリツァも言うので。

    お母さんは、しきりに「そんな遠い国の、見ず知らずの人が、自分のことをお祈りしてくれるなんて信じられない!」とすごく感動していたと、言っていた。
    朝8時にうちにそのお坊さんが来た時、スカイプをつけたら、ミリツァが「母はもう亡くなりそう、、、」と言って来た。それから2分後くらいに、亡くなったというメッセージが届いた。
    こちらは、お坊さんに急いで準備をして頂き、お祈りの内容をご冥福を祈るものに変えて頂いた。ミリツァはスカイプを通して、「私たちはどうすればいいの?座れば良いの?」と聞いてくる。「とにかくお母さんの周りに座りなさい」とお坊さんに言われ、私たちはスカイプで、お祈りをつづけるお坊さんを映し続けた。

    彼女が後日NYに帰って来て、「あのとき、父も妹も私もどうしていいか分らなかった。でも、言われるままに座って、1時間お経を静かに聞いているうちに、段々と状況を受け入れることができて、3人の心が落ち着いた。あの祈りがなかったら、自分たちはただただ涙にくれて、打ち砕かれただけだったと思う。本当に良かった」と言っていた。
    彼女のお母さんは2008年の雪の下の炎のトライベッカ映画祭のプレミアには来てくださって、とっても気さくで明るい人柄に本当に、あたたかさを感じていたので、本当にショックだった。そして、ミリツァとは夫婦のように苦楽をともにして、この作品を作って来たから、彼女の胸の痛みを思うと、やるせなかった。

    でも、最近、彼女はすごく変わった。とてつもなく尊い存在を失って、悲しみにくれているのだけれど、その悲しみを、世界に対する慈悲の気持ちとして強く持ち、心をオープンに、強く生きている。いま、彼女はチベット仏教の教室にも通っているんです! 私はそういう彼女を陰ながら見守って、話し相手になるくらいしかできないけれど、本当にその強さに心が洗われている。

    で、DVDの話!

    メイキングを作る時、必要な膨大な写真やフッテージのデータが、あちらこちらのハードドライブに散在していて、改めてテープをデジタイズし直したりしたから、結局は自分しか分らない作業だった。

    メイキングは、

    ・チベットを知り映画を作るに至ったきっかけ
    ・初めてのパルデンさんとの出会い
    ・ダラムサラ滞在の日々
    ・トリノのハンガーストライキ撮影の舞台裏
    ・チベット旅行の体力的につらかった思い出と息をのむような景色
    ・やっと実現したダライ・ラマ法王とのインタビューの裏側
    ・パルデンさんも招待されたNYのトライベッカ映画祭でのプレミアの様子

    などなど、映画では見られない場面が満載です。

    字幕も日本語、英語、スペイン語、中国語(繁体字、簡体字)、韓国語がついています。

    是非ともお手にとっていただけたら光栄です!

    (下の画像からDVDの購入できる、雪の下の炎の新しい公式サイトに飛びまーす!)



    中国青海省の玉樹チベット族自治州玉樹県できのう地震があり、災害救援本部は死者数が589人に増え、負傷者も1万人を超えたと伝えられています。しか し、SFTのニュースレターで、現地からの情報だと、実際は4,000人くらい亡くなっている可能性もあるという… チベット亡命政府の代表や国際機関に アクセスさせるべきですね! 
    寄付はいろいろなところでやっているようです。

    Tibetan Village Project: http://www.tibetanvillageproject.org
    Tibet Relief Fund: http://www.tibetrelieffund.co.uk/
    Machik: http://www.machik.org/index.php

    DVD

    2010年3月1日月曜日

    新しいアパート!

    大家に、このアパートのなかで他に開いている部屋があったらそっちに引っ越したい旨を伝えると、彼は「ついてきな」というかんじですたすた歩いていった。私が後を追っていくと、隣のビルに入っていくじゃないか。ここも、彼の持ち物だっけ、と思いながら着いていくと、いつもの私のアパートと変わらないようなドアがある。

    でも、地下室。ま、面白いからいいかなーと思って、引っ越すと、そこにねずみの死骸があり、大家にどなりこむ。すごく嫌な思いだ。このへんで、前のアパートを出たことを後悔している。

    怒って、大家に電話して「今すぐ引っ越します。違う部屋にいますぐ連れて行って!」、と詰め寄ると、しょうがないな、という感じで違う部屋に連れて行ってくれる。

    そこには、わりと真新しい感じの広めの部屋が。あまり変わらないけれど、いいや、と思った。そこに、かわいい女の子がでてきて「ここがあなたの部屋よ」という。この子と同居か、と思うが、彼女の部屋は別にあるらしい。
    よくよく自分の部屋を見ると、天窓が2つついていて、光が差し込んでいる。それに、ロフトスペースもある。
    まあ、素敵と思う。

    で、彼女に着いていくと、奥にも部屋が。

    そこには、作業机が6つくらい置いてあるすばらしいスペースが! オフィスもこれで広くなるな、とわくわくする。キッチンも奥行きがある。このへんは新しい感じじゃなくて、「いい感じ」に雑然としていて、味があって、いかにも私の好きな感じ。

    階段もあって、まあメゾネット!と思い、下に降りていくと、そこにはぬわわんと、テラスがあり、プールもあるじゃないか。
    外に出ると、そこには海があって、きゃー最高!と思った。南国的な雰囲気じゃなくて、アジアのさびれたリゾートみたいな感じがまた良かった。

    しかも、階段の踊り場の壁にはダライ・ラマ法王の写真があって、そこはアルターみたく、水が入ったカップや、お花がある。(インド的に)女の子は「法王はここにいらしたことがあるの。前のオーナーがこの部分を残しておいたの。素敵でしょ?」という。
    そこには秘密の引き出しみたいなのがあり、そのなかには法典があった。いかにも法王さまと縁があるような、雰囲気で。

    私は信じられない気持ちで、何度も各部屋を歩き回り、プールサイドに出てみたり。こんな生活ができるなんて、とその幸福感に酔いしれ、その女の子たちと同居であれ、十分なスペースもあるから全然いいや、ここに住めるんだ!と思った。





    で、気づくといつもの自分の寝室だったわけで。

    「あれ?」と思うくらい現実味のある夢だった。

    DVD素材をオーサリングに出す締め切り前で、5時くらいに寝たからかもしれない。ビビッドだった。
    備忘録的に書いておきます。

    2010年2月10日水曜日

    チベット新年のこと

    編集中だけれど、ちょっと一休みです。

    去年に続き、チベット新年(なんと今年はバレンタインデーにあたる)のロサルが自粛になりました。ロサルって旧暦に基づいているから、中国のお正月と同じ日に祝われます。これは数日間続く、一年に一度の大きなお祝いで、みんなこの日のためにカプセ(ウルトラオイリーな揚げ物お菓子ー食べるとキケン)やチャン(チベットの酒ーフレッシュなのを飲むと、ちょっとヨーグルトみたいな味)を作ったり、新しい洋服や靴をおろしたり、ここぞとパーティーしたりする(もちろんお祈りも忘れない)。
    日本のお正月なわけで。

    ただ、中国ではまた、ロサルを盛大に祝おうキャンペーンがあるそうだ。ちなみに今年のロサルは「経済の発達と社会安定」を祝うことになっているそう。Phayulによると、リタンでは、もし祝えば4400USドルが支払われることになっているらしい!!
    こんなに無実の人が沢山拘束されていて、それは、ないんじゃないのー!!


    SFTのテンドルがPhayulに素晴らしい文章を書いていたので、ここに抜粋で紹介。

    ...中国が祝えというからロサルをお祝いするのは間違い。それと同じで、中国が祝えというからロサルを反対にスキップするのも間違い。僕たちの伝統が単なる中国政府の要求への反発 (それかその反対)に成り下がるべきではない。中国は僕たちがどのように伝統を周到するか、あべこべ言うべきではないんだ。僕たちチベット人はいつ、どのように、どこで、ロサルを祝うか、もしくは祝わないかを積極的に決断するべきだ...

    ...悲しみではなく、魂から、そして、喪に服す気持ちではなく、アクティビズムで抑圧する者たちから自分たちを区別しよう。もし、僕たちのムーブメントを進化させたいのなら、もし僕たちの殉死者たちに何かを捧げたいのなら、チベット人であること、そしてアクションをすること、誓約をすることでロサルを守っていこう...

    ...今年のロサルは毎週なにかをする誓約をたてよう ( もし可能なら、毎日) このことがチベット人たちを強くし、中国の帝国を減退化させるだろう...



    Included in the video are these statements:
    I am Tibetan because I love Tibet.
    I am Tibetan because I learn Tibetan.
    I am Tibetan because I love my culture.
    I am Tibetan because I wear only Tibetan dress.
    I am Tibetan because Tibetan blood flows in me.
    I am Tibetan because my mother is Tibetan.
    I am Tibetan because I sing Tibetan.
    I am Tibetan because I am a Tibetan nomad.
    I am Tibetan because I love my land.
    I am Tibetan because I am a herder on the plateau.
    I am Tibetan because I never forget Tibet.
    I am Tibetan because I love my Tibetan brothers and sisters.


    素晴らしい提案だね!

    また、日本でのチベットアクションの羅針盤、フリーチベットジャパンのウェブサイトにも詳しい情報があります
    ぜひ、読んでみて、アクションに参加してください!

    オバマ大統領と法王の会合も近いです。

    今回こそ!

    2010年1月14日木曜日

    シャバの空気

    DVDの発売が4月に決まりました。

    で、いまその作業をすすめているのだけれど、、、
    愚痴るけれど、、、
    編集とかのことはわかるけれど、いざ自主DVD配給となると、ぜんぜんこっちのロジスティックがわからなくて、色々な人々に助けて頂いています。

    年末年始は日本にいたのだけれど、帰ったら時差に翻弄され、でもなんとか色々手を付け始めたら、4日間引きこもっている感じ!
    ありえない!

    でも、すごいのが外に出なくても、色々なところと電話とメールのみで物事が動いていくこと。
    今や、会ったこともない人と、人々の紹介だからとメール一本で仕事ができる時代だ。
    英語版の新しいサイトとDVDの字幕翻訳、エンコーディングはロンドンのひとたちと、日本語の字幕作成とオーサリングは日本と、DVD配給関係はドイツとイタリアと、アメリカ版DVDデザインはイスラエルと、弁護士はカリフォルニアだし、、、スカイプで話したり、メールでやっていっているけれど、この中で実際に会ったことがあるのはイスラエル、イタリアと、ドイツの人だけ。

    そういえば、映画のオーディオデザインもセルビアのデザイナーと、メールと電話のみで仕事して、出来上がってからアムステルダムの映画祭で初めて会ったりした。

    でも、メールって後で用件忘れたら「これ、なんだったっけ」と調べて、向こうが難題言って来たら「こういってましたよね」ってできるけれど、波長が合わないと、返信が来なかったり、誤解になったりもするから、便利だけれどおそろしい。
    英語ってストレートな言語だからひとつ間違えて書くと、すごく態度が大きい人に思われるから、Pleaseをいれたり、工夫が必要で、何度か見直したり、用件をわかりやすく項目別にしたりする。


    もちろん一度会うのと会わないのと、安心具合がちがうのだけれど、改めて考えるとすごい時代だな。

    このマルチタスク・コミュニケーションをなんとか成功させるために、私は今年は「オーガナイズドされた仕事」を身につけたい。最近物忘れが激しいので、書いておかないとちょっと前に考えたことも忘れたりしてしまう。
    メモのとりかた、タスクのふりわけかた、アイディアノートのとりかた、そういうのの方程式を見つけたいと思っている。

    で、4日間家でこもって仕事していて、出ていなくて(まあ、食料品とかは買いにいったけれど)、いまコーヒーを買いにいったら、冷気が気持ちいい。コーヒー屋の店員のお姉さんがえらくかわいくて、なんだかどぎまぎしたり。
    そういう感覚、緊張感、そして人が目の前でくれるエネルギーって結構大事だよね。
    脳がすっきりした。

    2010年1月12日火曜日

    2010だ!

    こんにちは、お久しぶりです!

    あけましておめでとうございます。 (いまさら)

    こんなに年が明けるのが待ち遠しかった1年もなかったかも。昨年はなんだか、本当に自分ではコントロールができないことに翻弄された年だった。「どうして、そうなる?」みたいなことが怒濤のように起こり、白髪が増えてしまった。(ホントに)
    でも、どこにもいかなそうで、本当に困っていた案件も年末前には解決した。

    私は、たぶん、物事を決めると、ばーっとそれにむかって突っ走るタイプだと思うけれど、この「案件」に関しては、それができなくって、頭打ちをくりかえした。法的な要素がからみ、弁護士を交えての話し合いだった。
    細かい理由は言えないけれど、私にとっては寝耳に水のような出来事だったのです。
    アメリカは訴訟天国で、なにかと訴訟されたり、する国なので、人々は"I'm sorry"というシンプルな一言を言わない。言えない。
    かけひきのような話し合いの中で、弁護士がこちらの意見を代弁し、一番「相手」を説得できるような鋭い「理由」を相手に失礼にならないように提示する。そこで、感情的になり、戦闘姿勢になったら負け。
    でね、最終的にひとこと。弁護士はお金がなくても、ある程度評価のある人になら、お金をはたいてでも、出した方がいい。だって、最終的にセーブできるから。

    さて、話は変わり、雪の下の炎のDVD発売が決まりました。4月8日です。
    これに向けて、今までなんとなーく動いていたことを、がんがん進めていく必要が! 
    借金はどんどん膨らむけれど、やるべきことは最後までやらねばいけない。1、2月も走ります!

    発売したら、皆様、またご協力のほど、よろしくお願い致します。

    実力派チベット美人歌手のalanがうたう「涙そうそう」が胸にひびく。
    (彼女のオリジナルの曲はポップスすぎて私には今ひとつ。実力が活かされていない気が。もっと、チベット的な高音歌いができる歌を歌えばなー、と思うのだけれど)

    2009年12月8日火曜日

    四川省でテンジン・デレク再審を呼びかけるデモで数十人が拘束される


    Tibetans protest over jailed monk in southwest China
    中国西南部でチベット人が投獄された僧のために抗議活動


    The Associated Press

    Date: Tuesday Dec. 8, 2009 6:30 AM ET

    北京ー西中国のチベット居住区で、中国当局によって投獄されたチベット独立活動をしていた僧侶への再審を呼びかけた、いくつかの抗議活動が行われ、警備が強化されている。

    名前を出すことを拒んだ、地域の警察官によると、四川省の Yajiang郡のチベット人たちは土曜日と日曜日にハンガーストライキを行った。彼は、何人がストライキに加わっていたのかを言わず、火曜日にストライキは終わっている、とつけ加えた。

    2008年3月にチベットコミュ二ティー全体で広がった中国支配に対する抗議活動で、緊張状態がすでに広がっていた地域に、さらなるテンションが増加している。それ以来、大人数の治安部隊がこの地域に駐屯し、外国人記者のアクセスもしばしば禁じられている状態だった。

    土曜日からYajiang郡では武器を持った警察や軍隊が、沢山の建物の前に配置されていると、Yajiang スーパーマーケットで、Yuという名前を使った女性が言った。

    Yuによると、数十の保安部隊が道をパトロールし、人々の往来をモニターするためいくつかのチェックポイントが儲けられた、という。彼女はチベット僧と居住者たちが最近、抗議活動を行ったと聞いたという。

    この証言は、北京在住のYajiang郡に友人がいるチベット人の証言と一致している。名前を出すことを拒んだこの女性は地域の住人が60人から70人がこの抗議活動中に拘束されたと、言われたという。地域の警察は拘束に関するコメントを拒み、否定した。

    北京在住の女性が言うには、2002年に爆弾をしかけ、1人を殺害した件に関わっているとされ、死刑宣告をだされたが、現在は終身刑に減刑されたテンジン・デレク・リンポチェの再審を呼びかけるため、チベット人たちは抗議活動をしていたという。





    テンジン・デレクは、中国からの移住者が西四川省のチベット居住区に入って来て、チベット文化と宗教が危機に瀕していた頃、これらの擁護者として評価されていた。

    テンジン・デレクの5人の家族が、再審を求める3万人の名前や指紋が記されていた署名用紙をを持って最近北京を訪れたが、四川省に戻るように強いられた、と先出の女性は言う。その後彼らは四川省の首都の成都の裁判所に行き、刑務所に僧を訪問する許可を申請していたが、申請がおりたかどうかははっきりしていない、と彼女は言った。

    中国支配に対するチベット人の憤りは、宗教的自由の制限と、大多数をしめる漢民族移住者との資源に対する競争によって火がつけられている。政府は、チベット少数民族居住区の暮らしを向上させるために多額を用い、チベット人の権利を尊重していると言う。

    ======

    テンジン・デレク・リンポチェ釈放キャンペーン署名はこちら!!

    2009年11月15日日曜日

    映画「2012」とチベットコネクション

    先日ポストした、集会の模様、8陣さんがビデオにしてyoutubeに出ています。

    人は少なそうでしたが、この集会があるのとないのとでは、まったく違うと思います。主催者の龍村さんと久保さん、ご苦労様です。




    別件ですが、昨日世界終焉を描く映画、「2012」を見てきました。
    友達に誘われて、おもーい腰をあげて見に行ったのだけれど、これが、ホラー映画より怖かった、、、客席に釘付けよ。
    ストーリーは超娯楽大作家族向けで、あたること間違いない。ある意味で、超ハリウッド映画なんだけれど、ポスターには雪山にぽつんと立つチベット僧の後ろ姿が描かれているので、気になってはいたのだ。

    2012年に地球の軸が北極と南極と変わるため、地球は大洪水になり、文明が滅びていく。実は中国が世界と共同で「世界の屋根」チベットに秘密基地を作っていて、そこから限定された人のみが「宇宙船」で脱出できる、、、売れない物書きで、バツイチ男である、John Cusack演じるJacksonが、元妻と子供たちを救うために、、、というプロット。(ネタばれになるから書かない)
    アメリカ合衆国が主体となっているので、ものすごくアメリカーンな「俺、俺」主義的につくられているのだけれど、それさえ理解してあげれば、あまりにもこの洪水に世界がのまれていくグラフィックがすごいし、2012年がさしせまり、あらゆることが噂されてきた現在この映画を見るのは、ある意味でリアル。



    でも、ね。

    チベットが出てくるのだけれど、サイアクなのが、チベット人たちのダイアローグの発音がめちゃくちゃで、かつ、中国人が演じていること!!!それにチベットの舞台セットがなんか、ハリボテで、とりあえずルンタをつけまくっている。

    あと、でてくるチベット人の描写が、かなり偏っていて、「モモラ」(おばあさん)と呼ばれる女性は、鶏を屠殺していたりする。

    一瞬、チベット人たちはチベット語をちゃんとしゃべっているように思えたのだけれど、違った。彼らはきっと、チベット語が英語読みで書かれた台本を渡され ていて、それを「チベット語発音トレイナー」がいないまま撮影したのよ。だから、ところどころはあっているのだけれど、文章になると「は?」ということ に。一緒にいったチベット人の友人は怒りに震えて、終いにはあきれて笑っていた。

    むかし、ハリウッド映画で日本が舞台になると、めちゃくちゃな日本語を喋るアジア人や、あまりにも文化的に倒錯したセットがあったよね。もう、「あちゃー」と日本人としては頭を抱えてしまったのを、覚えている?
    でも、それと全く同じ。

    でも、それはチベット人だけでなく、インド人のキャラも。
    インド人の科学者がアメリカと共同で地殻変動のリサーチを行っているのだけれども、このキャラの役者もボリウッドづけの私ならすぐ分るフェイクなインド人アクセントで英語をしゃべっている。それに、ぽつっとヒンドゥー語をしゃべるのだけれど、そのヒンドゥー語もヤバい、、、

    チベット文化を台無しにして、踏み台にしてまで、この娯楽作品を作るハリウッド、その根性がすごい。
    FACEBOOKを利用して、キャンペーンをしてハリウッドを「教育」したほうがいいと思われます。

    あと、「宇宙船」のステーションに公安のマークが沢山あったのも気になりました。

    2009年11月11日水曜日

    オバマ大統領訪中に際し、チベット問題の早期解決を嘆願する緊急集会

    日本でもチベットのことが心配されていると、オバマさんに北京で伝えてもらうのはとてもとても重要なことだと思います。
    なにか起こるか、と思っていたら以下の集会のお知らせが!!!

    この8陣デザインさんの素晴らしいデザインのチラシを持って集会へ行ってみては?

    ここからダウンロード

    日本からの声を北京へ運んでもらうんだー! 
    以下告知!

    ーーーーーー
    オバマ大統領訪中に際し、チベット問題の早期解決を嘆願する緊急集会

    アメリカ合衆国バラク・オバマ大統領のこの度の訪中では、中国胡錦涛総書記をはじめ、中国政府首脳陣との会談が予定されています。この首脳会談では米中経済の発展を主軸に友好関係を強固にしてゆこうとするものです。

    チ ベット問題の早期解決を願うチベット・サポーターズ・イン・ジャパンと在日チベット人コミュニティは、ノーベル平和賞を受賞されるオバマ大統領に心から敬 意を表するとともに、米中首脳会談においてチベット問題について言及していただきたく、嘆願書を米国大使館経由にてオバマ大統領にお送りしました。

    この度の緊急集会では、嘆願書がオバマ大統領に確実に届くことを祈念し、アピールを行うものです。皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。

    日時 

       2009年11月13日(金)

       13:00集合

       13:30集会開始

       14:30解散


    場所 

       明治公園(東京都新宿区霞ヶ丘町)


    アクセス 

       JR「千駄ヶ谷」駅下車 徒歩3分 地下鉄大江戸線「国立競技場」駅下車 徒歩2分

    スローガン 

         Predident Obama, Welcome to JAPAN. Please don’t forget Human Rights and TIBET !!

    集会では、手紙の内容を読み上げるとともに、シュプレヒコールを行います。

    この模様は、チベットニュースを伝えるphayul.comや、各メディアを通じて情報発信されます。チベット旗やプラカードをお持ちの方は、ご持参のうえ、お集りください。

    なお、13日はオバマ大統領訪日にあたり、厳戒警備が行われておりますので沿道行進は行いません。あしからずご了承ください。

    2009年10月27日火曜日

    Antichrist

    備忘録として。

    注:長くなります。とりとめもない文章です。

    週末、Lars von Trier の新作Antichristを見た。

    Larsといやあ、私にとっては「キングダム」なんだけれど、あれは大学時代に友達と二人できゃーきゃー怖がりながら、一夜を明かして見た経験がある。怖いのだけれど、次のビデオをどうしても借りなきゃ、って言って、夜中にレンタルビデオ屋まで車を走らせたのだった。

    その後、Breaking the Waves、The Idiotsとか、Dancer in the Darkとか、ありましたね。Manderlayは見ていないなあ。
    彼の作品はそれなりに見て来ているけれど、今ひとつ、好きになれなかった。彼は人が「好きだわー」という映画作りをする人ではないし、雪の下の炎の映画の編集をやってくれたミリツァみたいに、「大ファンなんです♡」とは断じて思わない。

    で、Antichrist、今まで以上にショックバリュー抜群で、嫌いになろうと思えば、なれる要素は沢山あるのだけれど、あまりに映像がきれいなのと(もうこの世のものではないくらいきれい。撮影監督はスラムドッグ・ミリオネアをやった人で、LarsとはDogvilleから組んでいる人)、内容がもう映画に描かれる人間性の普遍をゆうに超えているので、ぜんぜん忘れられないんだ。
    だから、今までで一番好きなラースの作品だったのかもしれない。他に映画を観てこんな体験をしたことないので、あえて好きだ、と言っているのかもしれないが。

    で、次の朝7時まで眠れなかった…

    セルジュとジェーン・バーキンの娘の、フランス女優のシャーロット・ゲンスブールと、プラトーンやあるいは、「スパイダーマンの友達のパパ」のウィリアム・デフォーが夫婦役として出てくるのだけれども、彼らはきちんとヌードで、もう考えられないくらい、例えば、後ろの席の女の子があまりに驚いて悲鳴をあげて私の椅子を何度も蹴りあげたり、途中で劇場を出て行くひとが数人でるくらい(みんなトイレにたち、戻って来てはいたが)、ショッキングなストーリー展開なんです。
    夫婦の話なんだけれど、サスペンスのある、ヨーロッパ的なシンボリズムと悲劇に満ちあふれた映画、ともいうべきなのだろうか。ま、下にトレイラーを貼付けるから、それで。勇気と好奇心があれば、是非、見に行ってください!

    ま、タイトル自体があれですね。
    ちなみにアンチキリストは百科事典マイペディアによると: 〈キリストの敵〉の意で、ギリシア語ではAntichristos。世界終末のキリストの再臨前に出現して教会迫害したり世を惑わす偽預言者,異端悪魔などをいう。《ヨハネの黙示録》(13:18)の数666はその象徴

    Larsはずーっと鬱病を患っていて、この映画は自分の認識療法の一環として制作したという。私は彼のことを今まで、人に自分の狂気をシェアするのが好きな人だな、ちょっと行き過ぎ、と思っていたのだけれど、ここまでいくと、応援したくなる。私の心が広くなったのか、あるいは、Antichristが本当に人の嗜好を変えてしまうほどのポテンシャルを持っているのか、分らないが、(多分両方)天才というのは、こういう人のためにある言葉なんだなあ、と。

    ちなみに、カンヌ映画祭での記者会見では映画にあまりに腹を立てたある記者に「一体どういうつもりでこの映画を作ったのか、弁明しろ!」と言われて、「弁明?」と怪訝そうな顔をし、そのあとに「弁明もなにも、私は世界中で一番の映画監督だから」と言いのけた。

    Antichrist - Chaos Reigns at the Cannes Film Festival 2009 from Zentropa on Vimeo.



    弁明なんてさせるな、アホ!と言いたい。それだけ話題になったと言うこと。

    このあとネット上で音声インタビューを聞いたが、これはイギリスとの電話インタビューだった。彼の声やトーンがあまりにも「ふつう」で共感さえも感じたくらい。全うな狂気。
    今までいかにひどい鬱病に苦しんできていて、この作品はセラピーだったか、完全に治ることは絶対にないだろうけれど、病状はいくらか改善している、という話。あと、若い時にいろいろやったシャーマニズムの儀式中の(はい、色々お飲みになったそうです)経験も元になっているのだ、と言っていた。インタビュアーの「本当に自分が世界で一番の映画監督だと思うんですか?」という質問にも、「その通りです」と答えいていた。
    あっぱれ! 半ば正しいかもしれない。

    シャーロットはインタビューで自分がLarsを演じている気がした、と言っていたし、ウィリアムはあまりにもLarsの具合が悪くて現場で監督できずに、別室からモニターを見ながら監督をすることもあった、彼が撮影しているときの鬱の具合は本当にあまり良くなかった、と言っていた。

    前の作品で主演したBjorkもNicole Kidmanも、二人ともLarsと喧嘩して大変だったらしいし、ことBjorkに関しては、途中で撮影を飛び出して、二度と女優をやらない、と言ったそうだ。こういう人と、仕事をするのは多分魂を使い切ることだと思う。しかも俳優は身体全体で応じなくてはならない… 信じられない世界。

    とにかく、映画が終わり、友達がトイレに行ったので私は外に出て来た。外に出たら、編集者のミリツァが友人たちと一緒に立っている。偶然。私が何かを言うまでもなく、こちらの顔を見たら、挨拶もなしに、「言わないで! なんにも言わないで! 聞きたくない! これから、見るのだから!」 
    「ああ、そう、言わないよ」と言おうにも、ぎゃーぎゃー言われて口も聞けない。とにかく、私は映画のショックでまだ身体が震えているし、誰かとコミュニケーションをとりたい状態なのに、まともに話しもできやしない。

    ミリツァはそのまま友人と映画館に吸い込まれていった。友達がトイレから出て来て、「困ったね、お腹すいているけれど、すいていないね、スゴい映画だったね」といいながら、ギリシャレストランに行き、強めのお酒を頼む。やっと、まともに考察が述べられそうな気配ではあったが、「いやー」「すごいねー」「天才だねー」「狂ってるねー」と会話して、食事もやはり食べた。
    1時半までほっつき歩き、帰宅。

    私は朝7時までどうにも寝れなかったし(映画だけのことじゃないのかもだけれど)、翌日はその友人も、ミリツァからも両方「この映画が忘れられない」というメールがあった。

    はー。 ひとつの映画に、これだけ肉体で反応するって、そういう経験ってすごいね。改めて映画は芸術なのだ、と感じる。

    二度と見ない、と思ったけれど、また見ても良いとすら、今はそう思える。

    David Lynchはところで、最近どうしているのだろう。

    Lars von Trier's Antichrist - Official Trailer from Zentropa on Vimeo.

    中国側からチベット人二人の死刑を確認

    今回の死刑の件でイギリスの外務省から、中国大使館から事情を聞き出し、ロヤックとロブサンの二人の処刑は確認されたらしいが、他の二人については、単なる噂でまだ「処刑されていない」という情報が出て来ていることが、昨日、ロンドンの若松さん経由で分りました。今日起きたら、いくつか記事がでていて、ワシントンポスト、APなどもあったけれど、イギリスガーディアンのが一番短くて、正確な気がしたので、ここに置いておきます。取り急ぎ。

    Guardianより China confirms two Tibet Executions (中国、チベット人二人の死刑執行を正式発表)

    Jonathan Watts in Beijing and agencies
    guardian.co.uk, Tuesday 27 October 2009 11.48 GMT

    二人のチベット人が放火の罪でラサで死刑になり、この地域では6年ぶりの司法による殺人が執り行われた。中国政府は、ラサの去年の騒動の最中、放火で死傷者を出したとして、二人のチベット人を死刑にしたと正式発表した。

    外務省のスポークスパーソン、Ma Zhaoxuによると、二人の男性が死刑にされ、それ以上の情報は提供しなかった。海外のチベット人団体によると、この二人はロブサン・ギャルツェンとロヤックだという。

    (省略)

    アメリカ資本のラジオ自由アジアによると、ロブサン・ギャルツェンは死刑の前に母親との面会を許可された。「なにも言うことはない。子供の面倒をしっかり見てほしいと言うことと、学校に行かせてほしい」ということくらいだ。」

    チベットキャンペーングループ、「フリーチベット」によると、先週の木曜日に報じられたもう二人の死刑については、まだ確認できていない、という。

    英国外務省のIvan Lewis大臣は、この死刑を非難した。「我々は中国が去年のチベットで起きた騒乱で、責任あるものたちに罪を与える権利を敬っている」

    「しかしながら、イギリスはいかなる事情であろうと、死刑に反対を唱え、この件に関しては、それなりの司法配慮がなされていない、と、かねがね我々の懸念を表明してきた」彼は言った。

    ーーー以上

    英国外務省のIvan Lewis大臣の声明内容全文 (イギリス外務省のサイトより)

    'I condemn the recent executions in Lhasa of two Tibetans, Mr Lobsang Gyaltsen and Mr Loyak. We respect China's right to bring those responsible for the violence in Tibet last year to justice. But the UK opposes the death penalty in all circumstances, and we have consistently raised our concerns about lack of due process in these cases in particular.

    I expressed my deep concern about these cases during my visit to Tibet in September and urged the authorities not to carry out the death sentence. We have also raised these concerns through the European Union.

    I call on China to review urgently the cases of those who remain under sentence of death for their alleged involvement in last year’s unrest.'

    以下和訳 (訳は若松さんのメールより):

    「先日ラサで行われたLobsang Gyaltsen氏と Loyak氏、両名に対する 処刑について強い遺憾の意を表明する。
    昨年のチベットで起きた、暴力行為を働いたものを裁く中国の権利は認めるが、イギリスはどのような事情であろうとも死刑に対し反対を唱える。また今回の件については、適当な司法配慮に欠けていることに対し、継続的に懸念を表明してきた。

    9月のチベット訪問の際にも、これらの件について強い懸念を表明し、当局に対し死刑執行を取りやめるよう要請した。欧州議会を通しても同様の懸念が中国に対し上げられている。

    中国に対し、昨年の動乱に介入した容疑で、現在死刑を宣告されているもの全ての再調査を緊急に行う要請をする。」

    ーーー

    イギリスが腰をあげている訳だから、日本もがんばってもらわないと!引き続き、こちらで意見書を送ってください。

    外務省への意見はこちらから
    内閣総理大臣への意見はこちらから


    2009年10月24日土曜日

    チベット人死刑執行の記事 NYTimes


    Group Says China Has Executed 4 for Roles in Tibet Riots
    チベット騒乱との関わりで中国が4人を死刑執行した、と関連団体


    Published: October 23, 2009
    NY TIMES

    インドのチベット亡命グループによると、中国当局は去年チベットをゆさぶった騒乱に関わったとして4人を死刑執行したという。

    チベット人権民主センターによると、チベットの首都ラサで放火して7人を死亡させたとの罪で裁判にかけられ、有罪判決を下された6ヶ月後の火曜日に4人は死刑にされたという。

    漢民族移住者に向けられた2008年の暴動では少なくとも18人が死亡したとされる。漢民族移住者の地域での増加は多くのチベット人の怒りをかっている。それ以来、少なくとも84人に有罪判決を下されたが、チベット人権関連団体によると、この裁判は不透明なうえ、大雑把で不公正に行われたものだった。

    死刑執行のニュースは中国のメディアでは報じられておらず、本紙がラサ市中級法院に電話をして、亡命団体の情報を確認しようとしたところ、電話に出た女性は電話を切った。

    今回の死刑のニュースは、チベットの自治権の獲得について対話をしようとしていた、亡命中でチベットの宗教的リーダーであるダライ・ラマの代表団と中国との関係が悪化しているタイミングで入って来た。今週、中国当局は、中国側の見解によると彼らが所有しているというインド国境内にある仏教地域へダライ・ラマが訪問計画をしていることに対し激怒し、抗議をしていた。中国は数十年前にインドに亡命したダライ・ラマを、チベットの分離主義躍動家とみなしている。

    亡命団体によると、チベット人たちは今まで拘束下で秘密裏に殺されたことはあったが、今週に執行されたような死刑は2002年以来のことであるという。団体は、死刑にされたのはロブサン・ギャルツェンとロヤックという男性と、ペンキという名前の女性であると3人の身分を確認した。

    団体のリサーチャーであるタシ・チョペルによると、4人めの身分は確認できないという。「情報をチベットから受け取るのは非常に困難で、情報を提供した側は命の危険を冒している」インドはダラムサラから彼は本紙に話をした。

    4月の有罪判決が発表された時、中国国営の新華通信は、有罪者は下町の洋服屋に火をつけ、中で逃げ逃れていた店員を殺したと報じた。「このような放火は最悪の罪に入る」と裁判所の役人の言葉も引用されていた。

    「彼らは人命、財産、そして社会的秩序と安全を脅かし、最悪の事態へ物事を導いた」。

    騒乱の後に秩序を回復させるため、当局はチベット内での日常生活の監視を更に厳しくし、終いには暴動化した最初の抗議活動の中心的役割の大半を担っていた僧侶や尼僧への制限を更に大きくした。

    米議会中国問題執行委員会は、今週木曜日に、2009年に平和的抗議活動や外国に情報を漏洩したという罪で、少なくとも670人のチベット人が投獄された弾圧についてレポートを発表している。

    このレポートは、僧侶や尼僧が、チベットは歴史的に中国の一部であったことに同意し、やダライ・ラマを非難するような政治的なテストを受けることを義務づけている、現在広範囲に蔓延中の「愛国心教育」キャンペーンについて書かれている。

    「(中国)政府はこの一年の間、組織的、教育的、法的、そして政治宣伝のチャンネルを利用して、チベット仏教徒たちに彼らの宗教的視点や理想を変えさせるよう強制している」とレポートは述べている。

    ーー以上。


    「死刑執行のニュースは中国のメディアでは報じられておらず、本紙がラサ市中級法院に電話をして、亡命団体の情報を確認しようとしたところ、電話に出た女性は電話を切った。」

    とあるけれど、やましいことがないなら電話を切るな、と言いたい!ちゃんと正々堂々と国際メディアと対応するべきです。死刑執行された4人の家族、そして彼らの魂を思うといたたまれない。




    2009年10月23日金曜日

    とりあえず政府に意見を送る

    今回のチベットでの死刑執行に対して、私はどーーーーしよーーーーーもなく憤りを感じています。
    SFT本部のアクションの手紙をちょいと変えて、以下の内容で首相官邸、外務省のご意見コーナーに送ってみました。
    ダライ・ラマ法王ももうすぐ日本にいらっしゃることだし、ちょっと、いやだいぶ、がんばってもらいたいところ。

    多くの人が参加して、沢山出せば出すほど、効果ありのはずです。
    良かったらお使い下さい。

    外務省への意見はこちらから
    内閣総理大臣への意見はこちらから

    岡田外務大臣 殿
    (あるいは)
    鳩山内閣総理大臣 殿


    2009年10月20日火曜日早朝、チベットはラサで3人のチベット人、ロブサン・ギャルツェン(27歳、男)ロヤック(25歳、男)、ペンキ(21歳、女)、そして名前はまだ判明していないもう1人が、2008年3月にラサで起こった騒乱に関わった疑いで死刑にされたことを聞き、私は強い憤りを感じています。

    チベット人に対する死刑執行は2003年以来のことであり、今回の死刑はチベット人が中国政府のチベット侵略について批判しようとすれば、中国政府が彼ら、彼女たちに罪をかぶせ、嫌がらせをし、黙らせようとする暴力的なキャンペーンが更に加速していることを意味しています。

    ロブサン・ギャルツェンとロダックが2009年4月8日に死刑宣告をされて以来、中国政府が死刑執行を遂行しないよう、国際的なキャンペーンが行われていたところでした。他の二人の女性のチベット人の身元は不明だということですが、1人の女性は2009年4月に執行猶予付きの死刑宣告をされた20代前半の女性だと信じられています。

    この4人は、基本的な人権を剥奪され、彼らの裁判は国際的司法標準から外れて行わました。国際的人権機関「ヒューマンライツウォッチ」は2009年3月に中国の司法制度は「チベット人が公正な裁判を受ける可能性をことごとく排除したものである」と発表しています。

    日本政府外務省、そして鳩山内閣はこれらの事件に関して、まだ何も言及されていません。私は民主主義の日本の一国民として、チベットの人権問題の近況を深く憂慮しています。鳩山総理大臣、そして岡田外務大臣にこのようなひどい裁判判決や正義のあり方は許されないと、出来る限り強く、直ちに非難されるよう要請致します。

    また、最後に、鳩山総理大臣が、中国政府からのプレッシャーに臆することなく、私たち国民の代表として、11月に来日予定のダライ・ラマ法王に公式に面会していただき、多くの日本人国民の抱えるチベットへの憂慮をきちんと伝え、一日も早くチベットに平和が取り戻されるために、中国政府がダライ・ラマ法王代表団との対話に真剣に取り組むよう、中国政府に強く申し出ることを要請します。

    2009年10月22日木曜日

    アップデート: 4人のチベット人が死刑執行

    先日、3人と書きかましたが、今日のPhayulのアップデートによると、4人!!しかも、昨日の写真にあったLoyakとPenkyiが実際に死刑にされたようです。

    今回死刑執行されたロヤック
    (Photo: Tibet.net/file)


    サキャ郡ドグラ居住区ノルブ村出身 ペンキ  22歳 
    2009年4月に中国政府の裁判所で死刑宣告を受け、今回死刑執行された
    (Photo: Tibet.net/file)



    Update - China executes four Tibetans in Lhasa Over 2008 unrest
    アップデート:中国政府は2008年の騒乱への関与で4人のチベット人を死刑執行した


    10月22日ダラムサラ 
    By Phurbu Thinley特派員 Phayul

    ダラムサラのチベット人権民主センター(TCHRD)の最新の情報によると、少なくともチベット人が2008年チベットはラサで起きた、反中国騒乱への参加を申し立てられ、火曜日に死刑執行された。




    TCHRDはチベットの人権状況をモニターしており、火曜日に信頼できる筋から、少なくとも4人チベット人がラサ市の人民裁判所の管理のもと、死刑執行されたという情報を受けた。

    センターはロブサン・ギャルツェン、ロヤック、ペンキ、そして無名のチベット人が死刑執行されたと言っている。

    チベット亡命政府もこの死刑に関するレポートを確認した。公式サイトによると、ロブサン・ギャルツェン27歳、ラサ出身、ロヤック25歳、ラサはショル居住区、タシ・カン出身、ペンキ21歳、サキャ郡出身、この3人と名前が特定できないもう1人が火曜日にラサで死刑執行された。

    情報筋がTCHRDに伝えた情報によると、ラサ郊外のルブグ出身のロブサン・ギャルツェンの遺体は彼らの家族に引き渡され、キチュ川で浸礼を施された。
    TCHRDは被害者がこの最高裁判所に上申できるかどうかは分らないという。

    2009年4月8日、ラサ市人民裁判所は、ロブサン・ギャルツェン、ロヤック、他二人のテンジン・プンツォック、カンツックに死刑宣告をし、ダワ・サンポには終身刑を宣告した。
    この5人は3月14日の騒乱の際、ラサの5つの店舗に火をつけたことにより、7人が死亡したと疑惑をかけられ、死刑宣告を受けた。

    2009年4月21日、中国のメディアによると、同じ裁判所が、去年のラサでの騒乱で火をつけて6人を殺した疑惑で、チベット人の少女に死刑と2年の猶予を宣告し、他のふたりは長い懲役を与えられた。サキャ郡ドグラ居住区ノルブ村の20歳のペンキは執行猶予付きの死刑を宣告され、同じ名前を持つニェモ郡Margkyang居住区Thantoe村出身の23歳のペンキは終身刑、シガツェ郡ナムリン居住区ショルト村の20歳のチミ・ラモは10年の懲役を受けた。(昨日の写真に出ていた二人)

    TCHRDは残りの執行猶予付きの死刑宣告を受けたチベット人たちの身を心配しているという。
    この4人のチベット人の死刑を非難し、TCHRDは中国政府に自制と他の死刑宣告を受けた者、またそれ以外の刑を受けたものに対しても、公正な裁判をすることを強く呼びかけた。

    TCHRDは国連の裁判外、略式裁判、もしくは強制死刑の委員会報告者と国際社会にチベットの状況に直ちに注目するよう呼びかけている。

    中国国営メディアには4人のチベット人の死刑についての情報が報じられていなく、更なる情報を待っているとTCHRDは言う。

    5つの主なチベット支援団体は4人のチベット人に祈りを捧げ、チベット内の状況に注意をむけるため、ダラムラサで大きなキャンドル追悼式をする。

    ---------------

    彼らに、弁護人はいたのか? いないと思う。 裁判は公正に行われ、外国の記者たちも招くべきだ! なんでこういうことをするのだろう。みんな若いし、写真を見ていると本当に胸が痛くなる。引き続き、このアクション、ふるって参加のこと、よろしくお願いします。

    SFT本部のキャンペーン:ヒラリー・クリントン国務長官へのご意見はこちらから (サンプルレター付き、自分の名前や住所などを入れるだけ)
    http://actionnetwork.org/campaign/executions/

    「岡田外相に、今回中国政府に死刑されたという4人のチベット人が公正な裁判を受けたのか、その捜査を開始することを呼びかけよう!」日本外務省への意見窓口:
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html

    チベット人3人が死刑に!?  緊急アクション!

    昨日の朝11時頃、去年の騒乱との関連で3人のチベット人がラサで死刑執行されたというニュースがダラムサラの元政治囚の団体グチュスムから流れ、今日は大騒ぎ。当局側はラサの電話回線を閉じているため、他の団体が現地との情報確認作業をすることは不可能なもよう。

    死刑執行されたのは、ラサのロブサン・テンジン、ラサ近郊のニェモ郡の女性、そしてアムド出身の男性の3人。一方、チベット亡命政府やチベット人権民主センターの調べた死刑宣告者のリスト(以下の写真)には今回死刑執行されたと言われる彼らの名前は出ていなかったという。この死刑を受け、これに関する騒乱が起きることを恐れた中国当局はラサのセキュリティーを厳重にし、規模の大きい無差別逮捕キャンペーンをしだしたという。

    この情報はまだ未確認にしても、公正な裁判を受けられないままに死刑宣告を受けたチベット人は実際に存在し、いつ死刑を受けるか分らない状態が続いています。外国が彼らの動向を注目しているということを中国に知らせるには、私たちの政府を動かし、ちゃんとまっすぐに話をしてもらわないといけないわけです。

    前に死刑宣告を受けた4人(今回死刑執行された人とは違うという):

    サキャ郡のペンキ

    ニェモ郡のペンキ

    ロヤック

    チミ・ラモ

    以下はすぐに参加できる緊急アクションです。

    SFT本部のキャンペーン:ヒラリー・クリントン国務長官へのご意見はこちらから (サンプルレター付き、自分の名前や住所などを入れるだけ)
    http://actionnetwork.org/campaign/executions/

    「岡田さん、中国に真偽を聞いてください!」日本外務省への意見窓口:
    http://www.mofa.go.jp/mofaj/comment/index.html

    ご協力よろしくお願いします。

    2009年10月20日火曜日

    秋だわね

    こんにちはー。

    またもや、お久しぶりです。遅めの夏休み、みたいなかたちで、色々旅行していました。
    ブラジルの写真も色々撮ったから貼ろうと思ったのだけれど、カメラからのケーブルがどーしても見つからなかったので、後回しに。
    なにせコンピュータ機器であふれた我がオフィス、ケーブルが星の数ほどあるものの、どこを探しても見つからない。
    だから、又の機会にね。

    さて、日本、ブラジル、シカゴ、ミネソタと旅行をし、帰って来たらNYはすっかり秋です。というか、ダウンジャケットを着込む人がいるくらい寒かったのよ。で、SFTヘッドクオーターの代表ラドンが10月いっぱいを持ってとうとう辞めることになり、彼女のラスト・フライデイ・パーチーに行ったら、そのまま3時半まで呑んで踊っての宴会で、結局その夜から熱を出した。

    週末はもうろうとして、寝込み、でも夜だけなぜか映画を見に外に出て行ってたのだけれど、段々治ってきたわい。
    これが見たもののリスト。

    1、All the Best (ボリウッド映画ーあまりにもくだらないのでよしときたいが、怖いものみたさ、あるいは脳みそを一度リセットしたい方たちのために、トレイラーはここに貼っておく 笑)



    熱でハイだったせいか、ストーリーラインの完全に壊れた、ボリウッド特有の色彩と音楽になぜか50%満足した。これを見るなんて、私もそうとう壊れているのだろうけれど。ま、友達がおごってくれたからよしとしよう。映画内容については、あまり追求しないでほしい。

    2、Where the Wild Things Are



    「マルコビッチの穴」の鬼才、スパイク・ジョーンズ監督作品。名作モーリス・センダックの絵本「かいじゅうたちのいるところ」の映画化です。よく、映画化したと思うけれど、資金難を何度も経験してそれでも仕上げた、彼の思い入れがつまった作品。それをすごーく感じる。怪獣たちの会話とかがリアルで、さすがのクリエイションだと思ったけれど、途中で何度かもたついた。音楽もすこしうるさく感じたけれど、子供時代特有の「大人の世界」に参加できないなりに体験する創造力を追体験する感じ。子供の映画ではありません。真冬の夜にまったりと見たい感じです。


    仕事的には、1ヶ月いなかった分の仕事が山積みで、旅に出る前にどの時点だったのか、と思い出そうとしつつ、はじっこの方から手を付け出していたら、沢山の難題があることに気づく。

    なにせほとんど1人でこのプロダクションを仕切っているし、最近は年もあって、とにかく物事を忘れやすいからマインド・マッピングという思考を図形化するソフトウェアを使いだしていたのだけれども、いない間に、それのお試し期間が過ぎていて、お金を支払わなくてはならないと思いきや、延長を申し込めることに気づいて、延長申請。よしよし。

    ま、一歩一歩歩んで行きます。皆様も素敵な芸術の秋を。

    2009年10月4日日曜日

    Festival do Rio

    日本から帰って来て、2日NYで過ごし、今、ブラジルはリオデジャネイロの映画祭に来ています。

    実はもう数日たったんだけれど、来た当初は雨ばかり。せっかくコパカバーナ・ビーチの前のホテルにステイさせてもらっているのに、灰色の雲と灰色の海で、うんざりしていたのだけれど、この3日間は晴れ続き。
    ツーリストコースの代名詞のコルコバードの丘の上から、リオの街を守っている(ハンサムな)キリスト像も見てきました。街全体が教会だなんて、なんて素晴らしいコンセプトなのだろう、と思ったけれど、実際のリオは犯罪都市。かなり気をつけてください、と皆に言われていましたが、(なにせ、前のふぇsつ幸い、今のところビルから酔っぱらって落ちた方の死体しか見ていません…って。…いや、びっくりしました。街を歩いていて、人だかりがあるなあ、ああ、警察もいるぞ、と通り過ぎたら、シートから出た青白い足が。
    ご冥福をお祈りします。

    さて、オリンピックがリオに決まった歴史的瞬間、私は沢山のリオっ子と一緒に、コパカバーナの浜辺の特設会場にいました。東京が開催地に立候補したのはうっすら知ってたけれど、1度開催地に選ばれたところがまた選ばれるはずがないのに(私はそう思う)、一体どうして? 意味不明だな、こんなことにお金を使うより、他にチャンスを与えるべき、と思っていたので、沢山のリオっ子たちが集まって、まだか、まだかと開票結果を待っていて、それが決まったときの歓喜の波、こみあげてくるようなエネルギーは感涙に値するものだった。


    これはまだ決まる前。ハラハラして様子をうかがっている皆さん

    何度も植民地化され、発展が遅れている南アメリカ、そのなかでも最近は石油を発掘したりして、経済がうなぎ上りの状態にあるブラジルは選ばれるべきして、選ばれた開催地だと思う。 決まったとたん、サンバの音楽が鳴り響き、皆が狂ったようにダンスを。ほとんど「布がない」ビキニを着た女の子たちが、お尻をぷりんぷりんにふっていました。
    リオは地理的にとてもユニークな形をしていて、有機的な形をした丘が沢山あり、ビーチから丘(山)を見ると、スラムがところせましと並んでいるのが分る。インド系、ポルトガル系、アフリカ系(アジア系はサンパウロには多いが、リオにはあまりいない)が入り交じり、犯罪が絶えないこの街には、多分沢山課題はあると思うけれど、フェスティバルの若いボランティアの人たちなども、「これからもっと仕事が増えるだろう」と本当に嬉しそうにしていたのが印象的だった。



    がんばれ、ブラジル! 

    2009年9月18日金曜日

    聖地チベット展内覧会 

    明日からとうとう開催される聖地チベット展の内覧会に、というか、、、そこには呼ばれていないので、外で抗議に行ってきました。
    チベット支援者たちが集まり、横断幕や国旗を掲げていたところ、沢山の方が私たちがなぜチベット展に抗議しているのかに興味をもたれていたので、お話もしました。まだまだ、チベット展の実情をご存じない方が大勢いらっしゃるようですよ!

    チベット人のドルマさんと、本当にこの展覧会は許しがたいものだ、ということを話をしていたのですが、彼女と一緒に、ずっとお話をしたかった、大広のチベット展実行委員会の鶴巻氏と実際にお話をしました。
    お見かけしたところ、ひじょうに紳士的で温和な雰囲気の方のようでしたので、お話をしてみても良いのかな、と思って。
    実際にチベット人に会ってチベット人の意見を聞いて頂きたいと思いまして、とお話をしたのですが、鶴巻氏は以下のようにはっきりと、おっしゃいました。

    「私たちは基本的にチベット人というのはいなくて、チベット族のみがあると思っています」


    「は?」

    ラジオフリーウイグルさんからのビデオです



    ドルマさんはこの言葉を聞いて計り知れないくらい傷ついたし、私も鶴巻氏があまりにもさわやかにそういうことをおっしゃったのでびっくり。

    これって、あまりにも、無知で無責任な態度じゃないのかなー。

    よく、聞いてください「そういう立場でやらざるを得ないのです」と言っています。そうでしょう。だけどさー。社会の中にある企業責任ということは考えないのかなー?人道的に企業として正しいことをしているのかな?
    中国政府の言いなりとなった中国視点からの一方的なチベット展を開催し、「チベット」の言葉をつかってお金儲けをしていることになるよねー。確信犯なんだなー。

    何が悲しいかって、民主主義の日本の企業が中国政府とまったく同じことを言ったこと。ここまで日本人に言わすのですもの。すごいお金が動いていますよ、皆さん。

    開催式典があったのですが、聞いていると中国人の「中国のチベットからの至宝うんぬん」「中国はチベットの至宝を守ってきましたうんぬん」的な発言ばかりで、愕然としましたが、どういう立場の展覧会かはハッキリしましたね。
    この間、「街宣王子」として有名な「中国共産党粉砕」ののぼり幕を持った青年があうんの呼吸で、開催式典を邪魔していらっしゃいました。許可を頂いたので、この絶妙な抗議をいつか載せたいと思います。

    中にある至宝はいくら素晴らしい本物でも、主催者の意識にはどう転んでもついていけそうにはありません。

    外からお祈りさせて頂きます。私は行かないよ。

    明日はピースウォーク。是非ともご参加ください。
    詳細はこちら:

    開催日:2009年9月19日(土)
    スケジュール:
     集合 11:30(簡単な主催者挨拶、諸注意、ゲストご挨拶)
     出発 12:00
     到着・解散 12:30
    集合場所:台東区竹町(たけちょう)公園 東京都台東区台東4-21-1
         最寄り駅:JR御徒町駅、東京メトロ日比谷線仲御徒町駅
         ※追記※ コメント34に詳細な行き方記載
    http://maps.google.co.jp/maps?source=s_q&hl=ja805;ocode=&q=%E7%AB%B9%E7%94%BA%E5%85%AC%E5%9C%92&sll=35.029996,139.833984&sspn=0.00235,0.00339&ie=UTF8&hq=%E7%AB%B9%E7%94%BA%E5%85%AC%E5%9C%923;loc:&radius=15000.000000&split=1&view=map&ei=uvOcSszjGpzeuwPP-Jj4CQ&z=13

    コース:竹町公園→春日通→多慶屋前→御徒町駅前→上野広小路(上野松坂屋前)→
        天神下交差点右折→池之端1丁目→上野恩賜公園

    到着地:上野恩賜公園(到着後流れ解散となります)

    ゲスト:ラクパ・ツォコ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表)

    主催:IAATE(「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝」展に抗議する国際連盟)
       日本有志の会
       http://www.seichi-tibet.com/

    連絡先:contact@seichi-tibet.com

    ご参加のみなさまへ:
    ・シュプレヒコール、楽器などの鳴り物なしの
     サイレントウォークとさせていただきます。(スタッフが口上を読み上げます)
    ・チベットで犠牲になった方々への哀悼の意を表し、
     喪に服す意味を込めて黒を基調とした服装でのご参加をお願いいたします。
    ・プラカードや旗をお持ちの方はご持参ください。
    ・旗はチベット国旗のみお持ちください。
    ・列の先頭には、チベットと日本の国旗を掲げます。世界に向けて発信される際に、
     日本でのアクションであることを明確にするためのものです。
    ・ピースウォーク進行時は、主催者が準備したもの以外の
     配布物は禁止とさせていただきます。
    ・当日、マスコミの取材が入る可能性があります。ご了承ください。