恥ずかしながら、私は正直、人権擁護法案というものが日本で話し合われていたのも知らなかった!
福島香織さんによる、人権擁護法案を国会に提出しようとした太田誠一衆院議員のインタビュー、読み応えあり!
(それに彼は去年日本人の政治家として唯一ダライ・ラマ法王に面会した人です)
特に、この箇所、膝を叩いてしまった。
以下、【福島香織のあれも聞きたい】「保守だから人権派!」太田誠一氏インタビュー(3)から抜粋
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太田誠一氏「私は典型的な保守主義というか、一貫して、アングロサクソン的な意味のコンサバティスト。最初に胡錦濤氏と会ったときは、安倍晋三さんと塩崎恭久さんたちと一緒にいったんだけど。誰がみたってコンサバティブな集団ですよ。彼らは私がそういう考えであることを知っている。どうしてそういう誤解をしたのかというと、たぶん人権問題等調査会長をやっていることと関係がある。リベラル、コンサバティブに対するリベラル派だと思われているんでしょう」
福島記者「−−その通りです。日本では人権問題を声高にいう人はリベラル派で、なぜか親中国派であるというイメージが先行しています。」
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この「コンサバ」「リベラル」という、ある意味狭義のものの見方、あるいは「右翼」「左翼」というようなレッテルが、ヘルシーな議論や、自分でものを考える、ということから思考力を妨げていると思う。それはネット空間での議論が罵詈雑言などにつながる原因も産み出していると私は思っていた。
このインタビューを読んで、太田さんという人間に興味をもちました。まだまだ、激論を生み出している人権擁護法案ですが、行く末をみていきたい。
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2009年5月1日金曜日
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