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    2009年2月21日土曜日

    最新のチベット関連ニュースで目をひいたもの

    ”Dissidents held during Clinton Beijing visit”
    「クリントンの北京来訪で反体制派拘束」

    Phayul,ダラムサラより 2月21日

    米国務長官ヒラリー・クリントンが週末に北京来訪する際に、中国の警察は反体制派を監視し、自宅監禁していると人権団体が話しているとAP通信がレポートした。

    一方中国側は、人権についての会話をアメリカと持つと言っており、「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」とクリントンが金曜日にアジアツアーの最終地点として到着する際に話していた。

    人権擁護団体はクリントン北京来訪に先立ち、中国の人権問題に関する米国のいつもの懸念よりも、気候変動問題、世界的経済的危機問題、北朝鮮の軍事的脅威が主なトピックになると表明したことに失望している。

    アムネスティ・インターナショナルはクリントンは、米国が将来的に中国が人権問題を守る道へ導いていくことを断ったと言っており、国際的人権擁護団体「ヒューマ ンライツウォッチ」は、クリントンがはじめに話し合うと言っていた、中国の法律保護と報道の自由の強調化、そしてそれの発達の様子を見捨てた、と言っている。

    「こうしたクリントン長官の外交政策の態度は、中国政府の考え方、すなわち人権問題を尋ねられても答えないように、行き止まりの会話に隔離していく」ようなやり方に寄り添っている、と「ヒューマンライツウォッチ」のアジア部門ディレクターのソフィー・チャードソンは非難している。

    クリントンの北京来訪に対し、人権擁護団体やチベット擁護団体は彼女がチベット問題を北京と会話するよう希望を託していた時点での出来事だ。

    「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」って、、、すごいですね。ほんとうですか?基本的な人権って、人々がいいたいことを言えないようにしたり、言いたいことを言った人々を拘束したり、暴行したりすることはしない、っていうようなことでは?

    そしてもうひとつは中国から。

    ”Evening gala to celebrate Tibetan New Year”
    チベット正月の大晦日祝賀ショー
    新華通信より
    (わるくいえば、中国政府のプロパガンダ広告紙)

    北京より

    チベット正月が2/25にせまり、大晦日の夜に中国全土のテレビで祝賀ショーを流す為の録画が進んでいる。

    全国の視聴者はこの祝賀の様子をチベット衛星テレビで見ることができる。チベット正月祝賀ショーは、「雪の上の金色の牛」という100人のダンサーを用いたダンスからはじまる。

    800人近いパフォーマーがこの祝賀に参加し、そのうち200人は一般人だ。祝賀ショーの監督、Puはこれらのアマチュア俳優のうち、上78歳から10歳まで参加すると言う。彼らはチベットの伝統的なフォークダンスや楽器を披露する。この祝賀は3ヶ月の準備期間を重ねた結果だ。

    新華ニュース特派員がチベットからお送りしました!

    このダンスショー、ダサムサラのテ レビで見たことがあるけれど、大スペクタクルで、中国風にアレンジされた「チベット伝統フォークダンス」なんだよね。オリンピックのと開会式のときも「中 国の少数民族がそれぞれの民族衣装を着て、、、」旗を運んだけれど、ふたを開けたら漢民族が少数民族のふりをしていただけ、というのがレポートされていま したが、この800人のうち、何人が本当のチベット人なのでしょうかね!


    2 件のコメント:

    匿名 さんのコメント...

    お忙しいのに記事翻訳、お疲れさまです。まことさんがいらっしゃれば、3月に向けて日本のチベット支援も盛り上がること間違いなし!!

    新華社が中国国策通信社、という認識は、日本の人々の間でもかなり広がってきているように思います。なるべく色々な情報源からニュースを拾えるといいですよね。とわかってはいるけど、日々雑用に追われながらフォローするのはなかなか大変。。

    Makoto Sasa さんのコメント...

    お言葉にそえるように精進しますです。出来ることはやろう、と。で、できないことは、できない。