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2009年2月26日木曜日
Across the Viewのこと
今日はノスタルジックな気分だから、散文調でいくよ。
かつてね、J-Wave でやっていた素晴らしい深夜ラジオがあった。
Across the View。
深夜1時から3時までの放送。
Across the Viewはね、すごかった。
その政治性、アート性、クレイジー性、あのとき学生時代だった私には、全てがバクハツ的に革新的だった。
テスト前に覚えなくてはいけないアンチョコを無視してラジオに耳を傾けていて、
漢文のテストで赤点とったこともあったよ。
ちなみに、J-Waveは開設当時商業主義を廃した、深みのあるラジオ局だったよな。
予算がなくて(たぶん)大物タレントを雇えなかった分、ものすごい意識が高く、個性的なDJがいっぱいいた。
Across the Viewはずば抜けて面白かった。
それはなぜかって、DJのモーリー・ロバートソンさんがいたからだよー!
政治的に危険な発言をし続けたモーリーは、いろいろおとがめを受けていたと思う。
だからこそ、面白かった。クレイジーな詩を読んだり、音楽かけたり、
真夜中に色々なところに電話をかけて、インタビューをしていた。
そこから学校では絶対に学べないことを教えてもらった。
やがて、私はNYに住むようになって、このプログラムを聞くことはなくなった。で、
あるとき、モーリーがインターネット・ラジオをやっていることを見つけた。
懐かしい声がインターネットで聞けて、思わずメールを書いたら返事が来て、
そのあと東京に行ったときに、会ったこともあった。
それから10年。
今日はモーリーが現在J-WAVEで日曜の朝5時からやっている Early Morley Bird に映画の
プロモーションで呼んでいただいた。
なんと、ディレクターの㐮(はい)さんは、元Across the Viewのディレクターだった人。
思わず、教え子になった気分だったよ。
あのとき、若い、青い時期にあの深夜放送で聞いたこと、そのメッセージが全ていまに通じているのかも。
若者よ、悩むっていいことだ。
10年ぶりに会うモーリーが元気で、精力的にメッセージを送り続ける仕事をしているのを見て嬉しかった。
もちろん、去年のチベット暴動で凄く精力的なブログ+音声/画像配信を
していたi-morleyはチェックしていたけれど。
今週の日曜日の朝5時からです。
早起きは三文の徳。
あと、CS朝日の「ニュースの深層」にも出る予定です。
なんといっても、インタビュアーは日本赤軍の重信房子さんの娘さんで、
レバノン生まれのパレスチナの血を持つ重信メイさん。
彼女のプロフィールを調べてみる。
http://www.nihonshinju.com/archives/2006/08/post_11.html
(以下抜粋)
現在、彼女は自身の過酷で数奇な人生の経験を通して培われてきた弱者や少数民族、
マイノリティーに注ぐ眼差しに導かれて見えてくる、米国主導の世界政治とグローバリズムの
根本的な過ちに異議を唱えるべく、国際ジャーナリストとして活動し、活発に発言を続けている。
同い年。
自分の血をもつパレスチナの解放を思うように、チベットを見ていると感じた。
ありがたい。
すごく、素敵な人。もっとお話したかった。
中東の料理のこと、レバノンで泳ぐのが好き、って言ってた。
どんな人生なのだろう。
応援したい美しいひと。
もりだくさんの一日だった。
消え入りそうに眠い。
寝ます。
あ、いま、BS1で中国のCCTVでチベット人たちがチベット正月を祝っている、って言ってる。
学校でもチベット族のためのとくべつな給食がでてるって。
踊って歌ってるって。
ほんと?
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1 件のコメント:
今日も特濃の一日、お疲れさまでした。そして、私たちにも濃い情報をありがとう。学生時代からモーリーさんのDJを聞いていらしたとはさすが!
重信メイさんのサイトも見ました。美しい人ですね……こんな数奇な生い立ちの人がいらっしゃるのですね。。
> チベット正月を祝っている、って
> 言ってる。
:
> 踊って歌ってるって。
歌って、踊らされているのでしょう。
悲しいね。悔しいね。
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