今日も盛りだくさんな土曜日。
しかし、渋谷の雑踏はつらいね。
人酔いも。
今回の東京は、外にある建物や、そのデザイン、売り物など
余分なものが情報として入ってこない。
人間とその内面だけが見える気がする。
そして、それでいい気がする。
インタビューがないなりのプロモーションそして、
そのアドバイスを大変ナイスな先輩からお聞きすること、など。
こうやって沢山の面白い人々にインスピレーションをもらいながら、
若かったときは、なぜあんなに閉じていたのだろう、と思う。
自信のなさ、過度の感受性。
年を重ねて楽になることがある。
いいものだ。
Twitter(つぶやき)をやってみませんか?
2009年2月28日土曜日
2009年2月27日金曜日
I-Morley
昨日書いたAcross the View の いや、Early Morley Bird の
モーリー・ロバートソンさんのi-morley のブログに昨日のインタビュー、あるいは会話がアップされました!!
こっちはチベット知っている人用かも。
是非とも。
これはJ-WaveでのEarly Morley Bird の収録のあと、ロビーでの会話です。
日曜の朝の5時からJ-Wave放送のEarly Morley Birdも併せて聞いていただけると嬉しい。
これは、チベットのことを知らない方にも聞いて頂ける内容かな。
よろしくお願いします。
モーリー・ロバートソンさんのi-morley のブログに昨日のインタビュー、あるいは会話がアップされました!!
こっちはチベット知っている人用かも。
是非とも。
これはJ-WaveでのEarly Morley Bird の収録のあと、ロビーでの会話です。
日曜の朝の5時からJ-Wave放送のEarly Morley Birdも併せて聞いていただけると嬉しい。
これは、チベットのことを知らない方にも聞いて頂ける内容かな。
よろしくお願いします。
2009年2月26日木曜日
Across the Viewのこと

今日はノスタルジックな気分だから、散文調でいくよ。
かつてね、J-Wave でやっていた素晴らしい深夜ラジオがあった。
Across the View。
深夜1時から3時までの放送。
Across the Viewはね、すごかった。
その政治性、アート性、クレイジー性、あのとき学生時代だった私には、全てがバクハツ的に革新的だった。
テスト前に覚えなくてはいけないアンチョコを無視してラジオに耳を傾けていて、
漢文のテストで赤点とったこともあったよ。
ちなみに、J-Waveは開設当時商業主義を廃した、深みのあるラジオ局だったよな。
予算がなくて(たぶん)大物タレントを雇えなかった分、ものすごい意識が高く、個性的なDJがいっぱいいた。
Across the Viewはずば抜けて面白かった。
それはなぜかって、DJのモーリー・ロバートソンさんがいたからだよー!
政治的に危険な発言をし続けたモーリーは、いろいろおとがめを受けていたと思う。
だからこそ、面白かった。クレイジーな詩を読んだり、音楽かけたり、
真夜中に色々なところに電話をかけて、インタビューをしていた。
そこから学校では絶対に学べないことを教えてもらった。
やがて、私はNYに住むようになって、このプログラムを聞くことはなくなった。で、
あるとき、モーリーがインターネット・ラジオをやっていることを見つけた。
懐かしい声がインターネットで聞けて、思わずメールを書いたら返事が来て、
そのあと東京に行ったときに、会ったこともあった。
それから10年。
今日はモーリーが現在J-WAVEで日曜の朝5時からやっている Early Morley Bird に映画の
プロモーションで呼んでいただいた。
なんと、ディレクターの㐮(はい)さんは、元Across the Viewのディレクターだった人。
思わず、教え子になった気分だったよ。
あのとき、若い、青い時期にあの深夜放送で聞いたこと、そのメッセージが全ていまに通じているのかも。
若者よ、悩むっていいことだ。
10年ぶりに会うモーリーが元気で、精力的にメッセージを送り続ける仕事をしているのを見て嬉しかった。
もちろん、去年のチベット暴動で凄く精力的なブログ+音声/画像配信を
していたi-morleyはチェックしていたけれど。
今週の日曜日の朝5時からです。
早起きは三文の徳。
あと、CS朝日の「ニュースの深層」にも出る予定です。
なんといっても、インタビュアーは日本赤軍の重信房子さんの娘さんで、
レバノン生まれのパレスチナの血を持つ重信メイさん。
彼女のプロフィールを調べてみる。
http://www.nihonshinju.com/archives/2006/08/post_11.html
(以下抜粋)
現在、彼女は自身の過酷で数奇な人生の経験を通して培われてきた弱者や少数民族、
マイノリティーに注ぐ眼差しに導かれて見えてくる、米国主導の世界政治とグローバリズムの
根本的な過ちに異議を唱えるべく、国際ジャーナリストとして活動し、活発に発言を続けている。
同い年。
自分の血をもつパレスチナの解放を思うように、チベットを見ていると感じた。
ありがたい。
すごく、素敵な人。もっとお話したかった。
中東の料理のこと、レバノンで泳ぐのが好き、って言ってた。
どんな人生なのだろう。
応援したい美しいひと。

もりだくさんの一日だった。
消え入りそうに眠い。
寝ます。
あ、いま、BS1で中国のCCTVでチベット人たちがチベット正月を祝っている、って言ってる。
学校でもチベット族のためのとくべつな給食がでてるって。
踊って歌ってるって。
ほんと?
2009年2月25日水曜日
プロモーション日和

こんばんは!一日一回以上は更新したいと思っているのに、夜になっちまったぜ。
ちなみに上の交差点、外国映画が日本を撮ると必ず出るね。
信号を待ちながら思わず、思わず撮っちまった。
雨の水曜日、渋谷のマックストアで忘れたマックのプラグを買うことからスタート。
マックストアは全世界同じ感じなんだな、と。ちょっと狭かったけれど、きれいなストアでした。
前のプラグはプラグ部分の接触が悪く、ぶっこわれていたので、買ったっていいんだ、と自分に良い聞かせつつ。
そして、明日からだとすっかり思いこんでいた、プロモーションのインタビュー、実は今日からだった。
アップリンクさんのオフィスで久々に神田さんや浅井さんに会った。神田さんとはすでに戦友のような気すら。
一緒にランチを食べて、インタビュースタート。
写真もあるというのに、old navyの安っぽい服を着て、きたならしいあたし。
ま、いいか。
はじめは元産經新聞北京支局の記者で、今は東京の本社に任務する福島香織さん。
福島さんのブログは、記者ならではの深い情報と分析が盛りだくさんで(しかも面白い)去年のチベット暴動のときからずっとチェックしており、お会いできるのを本当に楽しみにしていたのです。
今回、風の馬のウェブサイトにも素晴らしい文章をよせていらっしゃいます。
1時間のインタビューは、密度の濃い時間だった。やはりチベットをわかっていらっしゃる方だから、こちらも深い話ができた。

インタビューで泣いたことなんてなかったけれど、相手が福島さんだからこそ、思わず私も涙を流した瞬間があった。
北京にいらっしゃった福島さん、新聞には書けない体験談もいっぱいあると思う。
今度はゆっくり福島さんのお話をお聞きしたいものです。
2つめは新しいビジネス系雑誌の「ACHIEVE - 夢を達成するためのパスポート」。
今月号はヴァージン・グループのリチャード・ブロンソンが表紙よ!! ふ。
しかものる記事のタイトルが「世界で活躍する大和撫子」。思わず黒字にしちゃったよ。
はは、はははは。あたしをご存知の皆さんは大きく首をたてに振って同意するに違いありません!! (うそ)
インタビュー内容は、ビジネス紙ということもあり、映画制作においての大変だったことや、それをどのように切り抜けたか、
など。新鮮な質問が多くて楽しかったです。
来月号、もしよろしければ、是非チェックしてみてください。
3つ目は多大な発行部数を誇る幸福の科学社さんの「ザ・リバティ」。
30分のインタビューだったけれど、盛りだくさん。「宗教の自由」という観点で、パルデンが闘ってきていることやチベットの問題がどういうことなのか、というようなことをお話しました。
インタビュー中ずっと写真を撮られていて、たぶん100枚以上撮られていて、写真をひとつひとつ見ながらダメ出しをしたかったけれど、できず。ああ。
今日の教訓:いつでもまともな格好をしたほうがいい。
そのあとは、新潮社から出版されていたけれども、数年前に絶版されていたパルデンの自叙伝「雪の下の炎」の復刊運動の署名活動をはじめて大成功させた安福かおりさんとディナー。
本はなんと重版が決定したんだって!この不景気に!!!素晴らしいことですね!
ミクシィのやり方など、手取り足取り教えてくださったかおりさん、とっても美味しくておっされーな釜飯レストランに連れて行ってくださいました。すごく知的できれいな方でびっくり。(びっくりする必要ないのだけれども)
何度か、メールで連絡をとっていたし、チベット関係のことで共通の話題があるので、初対面なのにしゃべりまくりの楽しい時間でした。
ブログ用に写真とろうと思っていたけれども、結局忘れちゃったよ。
かおりさんのブログに写真があるはずでーす。
かおりさん、ごちそうさまでした♡
さて、明日も盛りだくさんの予定。風呂入って寝よーっと。
明日はちゃんとした(やや、私的には)服装で挑む。
2009年2月23日月曜日
東京!

飛行機はすいていたけれども、なかなか寝れなかった。
横になろうと思ってとった、後ろのほうの3連席も、乗ったら人が3席目に座っていて、横になれず。
オバマさんの本を読んでいました。

孤独を知っている人では2つのタイプがある。殻をかぶり続ける人、殻を破って外に出て行く人。
後者のほうはとてもパワフルな慈悲深い人になると思う。
オバマは完璧に後者のタイプ。
就任式で、開場に出てくる前にうつったオバマの顔が忘れられない。
神々しさと人間らしさがまざった、素晴らしい表情をしていた。
どんなに問題が山積みであれ、ああいう人が大統領になれるという世界がまだあることが、希望。
アップルのアダプター忘れた!!
調べたら9800円。フェデックスで送ってもらうのとどっちが安いか。
ちょっと壊れかけていたから、買うかー。
予備電源で発電中。

実家のパルちゃん。
もう16歳になりかけです。会うと癒されます。
2009年2月22日日曜日
2009年2月21日土曜日
最新のチベット関連ニュースで目をひいたもの
”Dissidents held during Clinton Beijing visit”
「クリントンの北京来訪で反体制派拘束」
Phayul,ダラムサラより 2月21日
米国務長官ヒラリー・クリントンが週末に北京来訪する際に、中国の警察は反体制派を監視し、自宅監禁していると人権団体が話しているとAP通信がレポートした。
一方中国側は、人権についての会話をアメリカと持つと言っており、「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」とクリントンが金曜日にアジアツアーの最終地点として到着する際に話していた。
人権擁護団体はクリントン北京来訪に先立ち、中国の人権問題に関する米国のいつもの懸念よりも、気候変動問題、世界的経済的危機問題、北朝鮮の軍事的脅威が主なトピックになると表明したことに失望している。
アムネスティ・インターナショナルはクリントンは、米国が将来的に中国が人権問題を守る道へ導いていくことを断ったと言っており、国際的人権擁護団体「ヒューマ ンライツウォッチ」は、クリントンがはじめに話し合うと言っていた、中国の法律保護と報道の自由の強調化、そしてそれの発達の様子を見捨てた、と言っている。
「こうしたクリントン長官の外交政策の態度は、中国政府の考え方、すなわち人権問題を尋ねられても答えないように、行き止まりの会話に隔離していく」ようなやり方に寄り添っている、と「ヒューマンライツウォッチ」のアジア部門ディレクターのソフィー・チャードソンは非難している。
クリントンの北京来訪に対し、人権擁護団体やチベット擁護団体は彼女がチベット問題を北京と会話するよう希望を託していた時点での出来事だ。
「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」って、、、すごいですね。ほんとうですか?基本的な人権って、人々がいいたいことを言えないようにしたり、言いたいことを言った人々を拘束したり、暴行したりすることはしない、っていうようなことでは?
そしてもうひとつは中国から。
”Evening gala to celebrate Tibetan New Year”
チベット正月の大晦日祝賀ショー
新華通信より
(わるくいえば、中国政府のプロパガンダ広告紙)
「クリントンの北京来訪で反体制派拘束」
Phayul,ダラムサラより 2月21日
米国務長官ヒラリー・クリントンが週末に北京来訪する際に、中国の警察は反体制派を監視し、自宅監禁していると人権団体が話しているとAP通信がレポートした。
一方中国側は、人権についての会話をアメリカと持つと言っており、「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」とクリントンが金曜日にアジアツアーの最終地点として到着する際に話していた。
人権擁護団体はクリントン北京来訪に先立ち、中国の人権問題に関する米国のいつもの懸念よりも、気候変動問題、世界的経済的危機問題、北朝鮮の軍事的脅威が主なトピックになると表明したことに失望している。
アムネスティ・インターナショナルはクリントンは、米国が将来的に中国が人権問題を守る道へ導いていくことを断ったと言っており、国際的人権擁護団体「ヒューマ ンライツウォッチ」は、クリントンがはじめに話し合うと言っていた、中国の法律保護と報道の自由の強調化、そしてそれの発達の様子を見捨てた、と言っている。
「こうしたクリントン長官の外交政策の態度は、中国政府の考え方、すなわち人権問題を尋ねられても答えないように、行き止まりの会話に隔離していく」ようなやり方に寄り添っている、と「ヒューマンライツウォッチ」のアジア部門ディレクターのソフィー・チャードソンは非難している。
クリントンの北京来訪に対し、人権擁護団体やチベット擁護団体は彼女がチベット問題を北京と会話するよう希望を託していた時点での出来事だ。
「中国憲法では、人民の基本的な人権を保障している」って、、、すごいですね。ほんとうですか?基本的な人権って、人々がいいたいことを言えないようにしたり、言いたいことを言った人々を拘束したり、暴行したりすることはしない、っていうようなことでは?
そしてもうひとつは中国から。
”Evening gala to celebrate Tibetan New Year”
チベット正月の大晦日祝賀ショー
新華通信より
(わるくいえば、中国政府のプロパガンダ広告紙)
北京より
チベット正月が2/25にせまり、大晦日の夜に中国全土のテレビで祝賀ショーを流す為の録画が進んでいる。
800人近いパフォーマーがこの祝賀に参加し、そのうち200人は一般人だ。祝賀ショーの監督、Puはこれらのアマチュア俳優のうち、上78歳から10歳まで参加すると言う。彼らはチベットの伝統的なフォークダンスや楽器を披露する。この祝賀は3ヶ月の準備期間を重ねた結果だ。
新華ニュース特派員がチベットからお送りしました!
このダンスショー、ダサムサラのテ レビで見たことがあるけれど、大スペクタクルで、中国風にアレンジされた「チベット伝統フォークダンス」なんだよね。オリンピックのと開会式のときも「中 国の少数民族がそれぞれの民族衣装を着て、、、」旗を運んだけれど、ふたを開けたら漢民族が少数民族のふりをしていただけ、というのがレポートされていま したが、この800人のうち、何人が本当のチベット人なのでしょうかね!「雪の下の炎」劇場板マスターアウトプット
「雪の下の炎」日本上映にむけて準備をすすめ、やっと日本語版字幕つき劇場板マスターテープのアウトプットが終了しました。
アウトプットはGRSというマンハッタンのミッドタウンにあるポスト・プロダクションの会社で。
ここにはローガンというセルビア(元ユーゴスラビア)で天才ミュージシャンだったマルチな才能を持つ友人が働いています。
彼がアウトプットをやってくれます。
行くと、「フリーチベット」Tシャツを着ていました!

そして、こちらは映画の編集をやってくれたミリツァ。
同じくセルビア出身。うちのプロダクションはプロデューサーがセルビア人だから、セルビア出身者が多いのです。

26歳とまだ若い。彼女はかわいくて、とても賢く、私たちは1年間、お互いのボーイフレンドよりも多くの時間を過ごし、たくさんの健康的なけんかもし、お互いの悪い部分も良い部分もとてもよく分かっている戦友。
ハードドライブに持って来たファイナルカットプロのデータを最終確認しています。
こうやって、色々な人の手によってできたテープを大事に持っていきます。
このあとは、大切な友人の誕生日パーティーへ! 佐々木芽生(めぐみ)さんとは、まだ映画が制作段階のときに、トライベッカ映画祭のオールアクセスという、制作段階にある映画とマイノリティーのフィルムメイカーを応援してくれるプログラムに入ったのが同じ年で、それ以来の戦友。
ドキュメンタリーをプロデュース、監督するというのは、自分で言うのもなんだが、
ほんとーに大変なことで、お互いに色々な悩みを相談し合って、傷をなめあい、応援し合ってきました。
彼女のつくった映画はHerb and Dorothyというタイトルで、ニューヨークに住む伝説的アートコレクターの話。アートコレクターと言うと、リッチなお家を想像するけれど、彼らはそうではないのです。
Herbは郵便局員、Dorothyは図書館員、Dorothyの給料で生計をたてながら、Herbの給料でアートを買い続けました。買ったアートはまだ売れなかった時期のウォーホル、タトル、クリストなど。彼らのコレクションは時期を得て、ものすごい値段になったわけだけれども、数年前にそれを全てワシントンの国立ナショナル・ギャラリーに寄付したのです!
売れば相当なお金が入って来たはずだけれども、HerbとDorothyは未だに1ベッドルームのせまーい部屋に暮らし続けています。
とにかく、アートコレクターの話というとアートに興味の無い人は、とっつきにくいと思うかもしれないけれど、全然そんなことはない! HearbとDorothyは絶妙なキャラをしていて、とても人間的な話で、フェスティバルで上映したときにはQandAで声が思わずうわずってしまう人もいたくらいの感動的な作品です。
是非ともウェブサイトでチェックしてみてください。
最近全米での劇場配給の日程が決まり、芽生さんは大忙し! そんな彼女のパーティーには30人くらいの人が集まりました!
写真とるの忘れました。まだブログ慣れしていません。
それでは。
アウトプットはGRSというマンハッタンのミッドタウンにあるポスト・プロダクションの会社で。
ここにはローガンというセルビア(元ユーゴスラビア)で天才ミュージシャンだったマルチな才能を持つ友人が働いています。
彼がアウトプットをやってくれます。
行くと、「フリーチベット」Tシャツを着ていました!

そして、こちらは映画の編集をやってくれたミリツァ。
同じくセルビア出身。うちのプロダクションはプロデューサーがセルビア人だから、セルビア出身者が多いのです。

26歳とまだ若い。彼女はかわいくて、とても賢く、私たちは1年間、お互いのボーイフレンドよりも多くの時間を過ごし、たくさんの健康的なけんかもし、お互いの悪い部分も良い部分もとてもよく分かっている戦友。
ハードドライブに持って来たファイナルカットプロのデータを最終確認しています。
こうやって、色々な人の手によってできたテープを大事に持っていきます。
このあとは、大切な友人の誕生日パーティーへ! 佐々木芽生(めぐみ)さんとは、まだ映画が制作段階のときに、トライベッカ映画祭のオールアクセスという、制作段階にある映画とマイノリティーのフィルムメイカーを応援してくれるプログラムに入ったのが同じ年で、それ以来の戦友。
ドキュメンタリーをプロデュース、監督するというのは、自分で言うのもなんだが、
ほんとーに大変なことで、お互いに色々な悩みを相談し合って、傷をなめあい、応援し合ってきました。
彼女のつくった映画はHerb and Dorothyというタイトルで、ニューヨークに住む伝説的アートコレクターの話。アートコレクターと言うと、リッチなお家を想像するけれど、彼らはそうではないのです。
Herbは郵便局員、Dorothyは図書館員、Dorothyの給料で生計をたてながら、Herbの給料でアートを買い続けました。買ったアートはまだ売れなかった時期のウォーホル、タトル、クリストなど。彼らのコレクションは時期を得て、ものすごい値段になったわけだけれども、数年前にそれを全てワシントンの国立ナショナル・ギャラリーに寄付したのです!
売れば相当なお金が入って来たはずだけれども、HerbとDorothyは未だに1ベッドルームのせまーい部屋に暮らし続けています。
とにかく、アートコレクターの話というとアートに興味の無い人は、とっつきにくいと思うかもしれないけれど、全然そんなことはない! HearbとDorothyは絶妙なキャラをしていて、とても人間的な話で、フェスティバルで上映したときにはQandAで声が思わずうわずってしまう人もいたくらいの感動的な作品です。
是非ともウェブサイトでチェックしてみてください。
最近全米での劇場配給の日程が決まり、芽生さんは大忙し! そんな彼女のパーティーには30人くらいの人が集まりました!
写真とるの忘れました。まだブログ慣れしていません。
それでは。
2009年2月19日木曜日
最新のチベット、リタン郡での抗議活動と拘束のこと (ワシントンポストから)
簡単な訳ですが、せめて今できることなので。
「チベット問題での衝突で中国のある郡は封鎖地域になった」
”Clash Over Tibet Has County in Lockdown”
2月19日付け (ワシントンポスト)
北京からの情報
By Ariana Eunjung Cha
四川省のリタン郡では、チベット僧たちによる抗議活動のあと、封鎖地域になった。Zhou Xiujun は商店経営者で、町の中心の野菜市場に店をもっている。彼女はそこで、小さな抗議活動を15日に目撃し、16日にはもっと大きなものを見たと証言した。チベット人たちが「ダライラマ万歳」と叫び、警察がすぐに到着し大混乱になったという。少なくとも1人のチベット人が、棒をふりまわし、他は靴をなげたりしていた。警察官たちは電気棒や催涙ガスを使って、それを止めようとした。
ロンドンの団体「フリーチベット」によると、これが去年の春以来もっとも大きな抗議活動だという。去年の3月後、中国公安当局はチベットを外部から封鎖した。外国人記者も当局のエスコートなしでは入境できず、数人のみが許可を得ることができた。
チベットの共産党の書記Zhang Qingli,は、チベット問題に対し、強固で寛容度ゼロの攻撃的な姿勢をとっていることで有名だ。チベット人たちは、自分たちの動きは常に監視されており、少しでも共産党に対する忠誠心がたりないものは、すぐに尋問され、拘束されていると言う。
来月はチベット民族蜂起やダライラマ法王亡命から50周年、それを間近にひかえた今、こうした弾圧はますます強くなった、とローカルのチベット人は言う。チベットサポート団体によると、この数週間でチベットの首都ラサでは少なくとも81人が拘束された。
「フリーチベット」によると、少なくとも24人のチベット人が今回の抗議活動で拘束され、二人は警察に連行された。どの程度の傷をおったかは分からない。インドのチベット人権民主センターによると、21人が拘束され、うち二人が強い暴行を加えられ、重傷をおったという。
四川省の南西部、ガツェチベット自治区、リタン郡の政府、警察、旅行代理店の係員たちによって、この事件は裏付けされているが、拘束に関しての詳細については語ろうとしなかった。
「このことについて話しするのは恐ろしい」とリタン警察の警察官は電話で言った。
「秘密事項です。ここで何が起こったか、その真実、情報を外部の人間に話すことはできません、これは決められていることなのです」
去年の3月の暴動以来、チベット人たちは家やビジネスの捜索など、抑圧的な条件下で暮らしていて、携帯電話の音楽が「反抗分子的である」などとるに足りない犯罪でさえ、拘束されているとチベット人たちはいう。
1/27にも他の四川州の地域、デゲ群の僧院のそばで5人のチベット人たちチベット独立を訴える抗議活動もあったという。
今回の抗議活動は、亡命チベット人や中国内のチベット人たちから計画された、去年殺されたチベット人の喪に服す為の、チベット正月ボイコット運動に関わっていると見られる。
今年は2/26に予定されている「ロサル」といわれるチベット正月は本来なら祝賀が15日間続くはずだった。
「フリーチベット」によると、リタンの抗議活動は、37歳のロブサン・ルンドゥップが「チベット正月は今年はなしだ!」そして「ダライラマ法王をチベットに返せ!」と叫んだことから始まったと言う。目撃者によると、この声にまわりにいた群衆が参加しだしたという。
警察はロブサンを拘束し、2度目の抗議活動は、当局が彼を釈放するのを拒んだことによってはじまった。
先出の商店主Zhouさんによると、リタンは小さな町であると言う。「だけど今は、1000人以上の武装警官と公安局係官たちが道をパトロールしている。それにもっと沢山の軍隊が来るとも聞いた」と話した。
「私たちは外に出ることも出来ず、厳戒令が一昨日から出ている」19歳のチベット人 Anhuiは言う。
バス乗り場でチケットを売る、Zhang Yuによると電話は盗聴されていると言う。
チベットの服と装飾品を売る商店主Ma Long, 35才は、店を閉じるように命令された。「数十人の武装警官と公安局係官がうちのドアの前をパトロールしている。こんなことはめったいにない」
Zhang Jie と Liu Liu によるリサーチとレポート
ワシントンポストより
以上、雑ですが簡単に訳してみました。去年の今頃のレポートに比べて、非常に微細なリサーチをもとに、細かい情報が書かれているのはすごい進歩です。こんなに世界から断絶され、抑圧されながら生きているチベットの人たちに心からsolidarityの気持ちを捧げたいと思います。
「チベット問題での衝突で中国のある郡は封鎖地域になった」
”Clash Over Tibet Has County in Lockdown”
2月19日付け (ワシントンポスト)
北京からの情報
By Ariana Eunjung Cha
四川省のリタン郡では、チベット僧たちによる抗議活動のあと、封鎖地域になった。Zhou Xiujun は商店経営者で、町の中心の野菜市場に店をもっている。彼女はそこで、小さな抗議活動を15日に目撃し、16日にはもっと大きなものを見たと証言した。チベット人たちが「ダライラマ万歳」と叫び、警察がすぐに到着し大混乱になったという。少なくとも1人のチベット人が、棒をふりまわし、他は靴をなげたりしていた。警察官たちは電気棒や催涙ガスを使って、それを止めようとした。
ロンドンの団体「フリーチベット」によると、これが去年の春以来もっとも大きな抗議活動だという。去年の3月後、中国公安当局はチベットを外部から封鎖した。外国人記者も当局のエスコートなしでは入境できず、数人のみが許可を得ることができた。
チベットの共産党の書記Zhang Qingli,は、チベット問題に対し、強固で寛容度ゼロの攻撃的な姿勢をとっていることで有名だ。チベット人たちは、自分たちの動きは常に監視されており、少しでも共産党に対する忠誠心がたりないものは、すぐに尋問され、拘束されていると言う。
来月はチベット民族蜂起やダライラマ法王亡命から50周年、それを間近にひかえた今、こうした弾圧はますます強くなった、とローカルのチベット人は言う。チベットサポート団体によると、この数週間でチベットの首都ラサでは少なくとも81人が拘束された。
「フリーチベット」によると、少なくとも24人のチベット人が今回の抗議活動で拘束され、二人は警察に連行された。どの程度の傷をおったかは分からない。インドのチベット人権民主センターによると、21人が拘束され、うち二人が強い暴行を加えられ、重傷をおったという。
四川省の南西部、ガツェチベット自治区、リタン郡の政府、警察、旅行代理店の係員たちによって、この事件は裏付けされているが、拘束に関しての詳細については語ろうとしなかった。
「このことについて話しするのは恐ろしい」とリタン警察の警察官は電話で言った。
「秘密事項です。ここで何が起こったか、その真実、情報を外部の人間に話すことはできません、これは決められていることなのです」
去年の3月の暴動以来、チベット人たちは家やビジネスの捜索など、抑圧的な条件下で暮らしていて、携帯電話の音楽が「反抗分子的である」などとるに足りない犯罪でさえ、拘束されているとチベット人たちはいう。
1/27にも他の四川州の地域、デゲ群の僧院のそばで5人のチベット人たちチベット独立を訴える抗議活動もあったという。
今回の抗議活動は、亡命チベット人や中国内のチベット人たちから計画された、去年殺されたチベット人の喪に服す為の、チベット正月ボイコット運動に関わっていると見られる。
今年は2/26に予定されている「ロサル」といわれるチベット正月は本来なら祝賀が15日間続くはずだった。
「フリーチベット」によると、リタンの抗議活動は、37歳のロブサン・ルンドゥップが「チベット正月は今年はなしだ!」そして「ダライラマ法王をチベットに返せ!」と叫んだことから始まったと言う。目撃者によると、この声にまわりにいた群衆が参加しだしたという。
警察はロブサンを拘束し、2度目の抗議活動は、当局が彼を釈放するのを拒んだことによってはじまった。
先出の商店主Zhouさんによると、リタンは小さな町であると言う。「だけど今は、1000人以上の武装警官と公安局係官たちが道をパトロールしている。それにもっと沢山の軍隊が来るとも聞いた」と話した。
「私たちは外に出ることも出来ず、厳戒令が一昨日から出ている」19歳のチベット人 Anhuiは言う。
バス乗り場でチケットを売る、Zhang Yuによると電話は盗聴されていると言う。
チベットの服と装飾品を売る商店主Ma Long, 35才は、店を閉じるように命令された。「数十人の武装警官と公安局係官がうちのドアの前をパトロールしている。こんなことはめったいにない」
Zhang Jie と Liu Liu によるリサーチとレポート
ワシントンポストより
以上、雑ですが簡単に訳してみました。去年の今頃のレポートに比べて、非常に微細なリサーチをもとに、細かい情報が書かれているのはすごい進歩です。こんなに世界から断絶され、抑圧されながら生きているチベットの人たちに心からsolidarityの気持ちを捧げたいと思います。
「雪の下の炎」日本で公開決定!なぜ、今年もチベットか?

4月11日(土)より渋谷のアップリンクにてロードショー決定です!!
よっ!めでたい!あっぱれ!
これに先駆け、チベット民族蜂起50周年とあわせたプレミア上映会があります。
なんと、素晴らしい劇映画「風の馬」と同時上映、豪華2本立ての上映。
(雪の下の炎のウェブサイトは現在制作中だそうです、お楽しみに!)
開催日:3月10日(火)13日(金)
時間:開場18:45 開映19:00 (22:00終了予定)
*17:45 から受付にて整理券を配布します
開場:渋谷 UPLINK FACTORY
料金:2,400円均一
お申し込み:龍村仁事務所まで *プレミア上映はメール、電話のみの受付です
TEL:050-5527-4578(平日10:00AM 〜18:00PM)
さて、話はチベットへ。いま、チベットではなにが起こっているのか?
今日のNYタイムスには、中国政府がチベットで(ラサをはじめとする4つの都市)軍隊を増やし、監視の目を光らせている、という記事がでています。去年の末から、暴動で亡くなったチベット人たちに喪を服すため、2月末のチベット正月をボイコットしようという動きがチベット内外のチベット人たちから出てきました。いつもは、何日もかけて御祝いするこの伝統的なお正月をチベット人たちは今年はお祈りだけですませるということです。
チベット亡命政府も、今年はお祝いなしで祈祷のみを行うことを表明しました。
今年の3月10日は1959年のパルデンが参加した民族蜂起、そしてダライ・ラマ法王のインド亡命から50周年です。また、6月には天安門事件から20周年を迎えます。しかもそれだけではありません。中国政府は3月28日をチベットの「奴隷解放記念日」に設定すると、勝手に決めてくれました。
中国政府はまたこのチベット正月ボイコットや、民族蜂起のムーブメントが再び大きな抗議運動につながることを恐れているのです。(なら、なぜ挑発するのか、とつっこむ)
そのため、僧院などで監視の目を光らせて、その動きを一切止めようとしています。
2月15日、東チベットのリタンで38歳のロブサン・ルンドップという僧侶が、お昼頃ひとりで、中央市場に行き、15分から20分くらい「ダライ・ラマ法王万歳!」「チベットに独立を!」「ダライ・ラマ法王がチベットに無事に帰還しますように!」「チベット正月をボイコットしよう!」などとスローガンを叫んでいたところを、公安局によって強制拘束されました。
また、翌日にはロブサンの弟をはじめとした15人のチベット人が同じ中央市場で、ダライ・ラマ法王の写真を掲げて、同じような抗議運動をし、その結果、全員がその場で公安局と軍に暴行され、強制連行されたといいます。
パルデンが33年間を通して経験していたことは、今でもチベット人たちの身に起きている真実なのです。
去年に引き続き、もっと大きな事態が起こる可能性があるチベット。それなのに、またマスコミや外国人のチベットへの入境の受け入れは再び一次中止になりました。世界の目から隠れてまでも、中国政府が隠そうとしていることは一体なんなのでしょうか?
チベット外に生きる私たち外国人ができることは、耳をそばだてて、じっくりと様子を見守り、ちゃんと意見を言うことだと思います。日本国内のメジャーなニュースだけではなく、チベット関連のニュースサイト(英語だけれど)www.phayul.comにもアクセスしてください。グーグルで「チベット」だけでなく、Tibetと英語でいれて、ニュース検索をかけてみてください。そして、日本の新聞のどの紙面でこのニュースが報道されていて、どこではまるきり無視されているのか、探してみてください。それを話しあってみませんか?
とにかく、日本政府に私たち国民の意見を聞いてもらって、政府がチベット問題を中国との外交政策のアジェンダの注意点として留意することを見届けることが重要です。
ブログを持っている人はブログに書いてください。
映画はチベット内のチベット人たちのそばに立って応援するつもりで見ていただけると幸いです。
…さて、一般公開は4月11日からです。特別試写会も一般公開も共に、前売り券は龍村仁事務所から買えることになっております。私たちには2000枚のチケットを売るという、大きな目標があります。
どうかご協力ください。
どうぞ、3人のチベット人兄弟の運命が描かれたすばらしいチベット劇映画「風の馬」と一緒にドキュメンタリー「雪の下の炎」をご覧になってください。
それでは、また!
*映画告知リンクはどんどん貼ってくださいね!
知りたい?
すごくご無沙汰しています。全国の「雪の下の炎」ファンの皆さん、(いないっつーの)御待たせしました。(待ってない、って言ってやって)
「ブログを更新しないなら、恥ずかしいからいっそやめてしまえ」と従兄弟にもなじられました。せっかくブログを設けたのに、サーバのメモリの無駄だけして、申し訳ありませんでした。

さて、こうやって半年以上たってから戻って来たのには理由があります。うふふ。
知りたい? ヒントです。
1、私がこの4日間ほとんど寝ていないのもそのためです
2、もうすぐ飛行機に乗ります
3、プーアール茶のカフェイン天国にいます
さて、分かりますか?
じゃーん!

次の告知を見てください。
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