チベット支援者たちが集まり、横断幕や国旗を掲げていたところ、沢山の方が私たちがなぜチベット展に抗議しているのかに興味をもたれていたので、お話もしました。まだまだ、チベット展の実情をご存じない方が大勢いらっしゃるようですよ!
チベット人のドルマさんと、本当にこの展覧会は許しがたいものだ、ということを話をしていたのですが、彼女と一緒に、ずっとお話をしたかった、大広のチベット展実行委員会の鶴巻氏と実際にお話をしました。
お見かけしたところ、ひじょうに紳士的で温和な雰囲気の方のようでしたので、お話をしてみても良いのかな、と思って。
実際にチベット人に会ってチベット人の意見を聞いて頂きたいと思いまして、とお話をしたのですが、鶴巻氏は以下のようにはっきりと、おっしゃいました。
「私たちは基本的にチベット人というのはいなくて、チベット族のみがあると思っています」
「は?」
ラジオフリーウイグルさんからのビデオです
ドルマさんはこの言葉を聞いて計り知れないくらい傷ついたし、私も鶴巻氏があまりにもさわやかにそういうことをおっしゃったのでびっくり。
これって、あまりにも、無知で無責任な態度じゃないのかなー。
よく、聞いてください「そういう立場でやらざるを得ないのです」と言っています。そうでしょう。だけどさー。社会の中にある企業責任ということは考えないのかなー?人道的に企業として正しいことをしているのかな?
中国政府の言いなりとなった中国視点からの一方的なチベット展を開催し、「チベット」の言葉をつかってお金儲けをしていることになるよねー。確信犯なんだなー。
何が悲しいかって、民主主義の日本の企業が中国政府とまったく同じことを言ったこと。ここまで日本人に言わすのですもの。すごいお金が動いていますよ、皆さん。
開催式典があったのですが、聞いていると中国人の「中国のチベットからの至宝うんぬん」「中国はチベットの至宝を守ってきましたうんぬん」的な発言ばかりで、愕然としましたが、どういう立場の展覧会かはハッキリしましたね。
この間、「街宣王子」として有名な「中国共産党粉砕」ののぼり幕を持った青年があうんの呼吸で、開催式典を邪魔していらっしゃいました。許可を頂いたので、この絶妙な抗議をいつか載せたいと思います。
中にある至宝はいくら素晴らしい本物でも、主催者の意識にはどう転んでもついていけそうにはありません。
外からお祈りさせて頂きます。私は行かないよ。
明日はピースウォーク。是非ともご参加ください。
詳細はこちら:
開催日:2009年9月19日(土)
スケジュール:
集合 11:30(簡単な主催者挨拶、諸注意、ゲストご挨拶)
出発 12:00
到着・解散 12:30
集合場所:台東区竹町(たけちょう)公園 東京都台東区台東4-21-1
最寄り駅:JR御徒町駅、東京メトロ日比谷線仲御徒町駅
※追記※ コメント34に詳細な行き方記載
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コース:竹町公園→春日通→多慶屋前→御徒町駅前→上野広小路(上野松坂屋前)→
天神下交差点右折→池之端1丁目→上野恩賜公園
到着地:上野恩賜公園(到着後流れ解散となります)
ゲスト:ラクパ・ツォコ(ダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表)
主催:IAATE(「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝」展に抗議する国際連盟)
日本有志の会
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連絡先:contact@seichi-tibet.com
ご参加のみなさまへ:
・シュプレヒコール、楽器などの鳴り物なしの
サイレントウォークとさせていただきます。(スタッフが口上を読み上げます)
・チベットで犠牲になった方々への哀悼の意を表し、
喪に服す意味を込めて黒を基調とした服装でのご参加をお願いいたします。
・プラカードや旗をお持ちの方はご持参ください。
・旗はチベット国旗のみお持ちください。
・列の先頭には、チベットと日本の国旗を掲げます。世界に向けて発信される際に、
日本でのアクションであることを明確にするためのものです。
・ピースウォーク進行時は、主催者が準備したもの以外の
配布物は禁止とさせていただきます。
・当日、マスコミの取材が入る可能性があります。ご了承ください。