「美術館は、資料として文化的価値の有無で展示の是非を検討しております。」
っていうくだり。なんだか、去年の北京オリンピックのとき、IOCが非難されていたとき、「スポーツ」と「政治」は別だ、と言い続けたIOCの苦しい見解(私にとっては)を思い出した。人命よりもスポーツの祭典(+土地への経済効果)が重要とは思えなかった、私は。
このまま展覧会を非政治的なものとして位置づけて、非難から逃れようと思っているのだろうけれど、去年のチベット人たちの決死の抗議活動+ニュース度を見ていて、まともな人だったら、この展覧会が「非政治的」なものだ、と完璧に言い逃れることはできないと思うのだけれど。しかも、社会貢献する企業だったら少しそういうことを考えても良いと思うのだけれどな。
でも、実際主催する企業も今回、あまり「政治周りの」内容をふかーく分らないで、あるいは考えないでやったと思う。それは、ある方面からくる話を聞いて、なんとなく分った。
しかし、どうよ、広告代理店。コウコクダイリテン。なんか、このことばを口に出すだけで懐かしい気が。
ビミョーな響きよね。
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